日商簿記1級に関するQ&A

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  1. 簿記1級の受験者数と合格率はどれぐらいですか?
  2. 簿記1級は独学で合格できますか?
  3. 簿記1級合格のために必要な勉強時間はどれぐらいですか?
  4. 簿記1級は就職活動に役立ちますか?
  5. 簿記1級ではどのような問題が出題されますか?
  6. 簿記1級を受験するにあたって過去問対策は必要ですか?
  7. 簿記1級に合格するとどんないいことがありますか?
  8. 簿記1級の勉強に会計法規集って必要ですか?
  9. 税理士試験の受験資格を得るためには、簿記1級と全経上級のどちらがおすすめですか?
簿記1級の受験者数と合格率はどれぐらいですか?
 簿記1級の受験者数・合格率は、簿記1級の試験情報と合格率データページでまとめています。毎回変動はありますが、受験者数はだいたい10,000~20,000人ぐらいで、平均合格率は10%前後です。

 なお、簿記1級は他の級と同様に70%(100点満点中70点以上)が合格ラインになりますが、商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算の4科目(配点は各25点)のうち、ひとつでも10点未満の科目があると足切りとなり、合計点が70点以上だったとしても不合格になってしまいます。
簿記1級は独学で合格できますか?
 独学で合格できないこともないですが、簿記1級は、簿記3級・2級に比べると試験範囲が広く、難度もかなりアップするので、できれば専門学校の通学・通信講座を受講することをおすすめします。

 中途半端な勉強だといつまで経っても受からない可能性が高く、受験勉強が長期化して泥沼にはまってしまうので、覚悟を決めて短期集中で取り組むことをおすすめします。 また、一般的な通信講座よりも安い費用で、一般的な通信講座と同レベルのサービスが受けられる「独学道場(TAC出版)」も個人的におすすめです。
簿記1級合格のために必要な勉強時間はどれぐらいですか?
 一般的には800時間~1,000時間といわれていますが、簿記3級・2級以上に個人差が大きくなるので、数字自体にはあまり意味がありません。

 簿記1級を1回の受験で合格するのは至難の業で、合格者の多くは2回目または3回目の挑戦で合格されますが、そうすると勉強期間が1年以上になるので、日々のモチベーションの維持が重要になります。
簿記1級は就職活動に役立ちますか?
 簿記1級は非常に難しい試験ですが、その分、合格すればきちんと評価してもらえます。特に、大学在学中に合格できれば就職活動で大きなアドバンテージになります。

 また、簿記1級レベルになると会社によっては資格手当が出るところもあり、入社後も何かと優遇されることが多いです。
簿記1級ではどのような問題が出題されますか?
 商業簿記・会計学では在外本支店や連結、会計理論などに関する問題が幅広く出題されます。一方、工業簿記・原価計算では意思決定や標準原価計算などに関する問題が幅広く出題されます。
簿記1級を受験するにあたって過去問対策は必要ですか?
 必要です。簿記3級・2級のように過去問とほとんど同じような問題が出題されることはありませんが、それでも過去にどんな問題が出題されたのか、問われ方や難度を事前に把握しておくことは重要です。
簿記1級に合格するとどんないいことがありますか?
 簿記1級合格者には、税理士試験の受験資格が与えられます。また、日商簿記は厚生労働省の「YESプログラム」に認定されており、多くの大学や短大等で、推薦入試の基準や単位認定の対象としても利用されています。

 管理人の知り合いにも商業高校在学中に簿記1級に合格して、学校推薦で一橋大学に入学した人がいます。就職活動・転職活動だけでなく、進学時にも強力な武器になります。
簿記1級の勉強に会計法規集って必要ですか?
 最終目的によります。最終目的が「会計士試験or税理士試験合格」であれば、後に会計法規集を嫌になるほど読み込むことになるので、簿記1級の学習時から少しずつ慣れておくと良いと思います。

 ただ、会計法規集には日商簿記検定には必要のない細かい規則が多く収録されているので、取捨選択をする必要があります。

 一方、最終目的が「簿記1級合格」であれば、市販の会計理論集や簿記検定ナビのオリジナルコンテンツで、無料でダウンロード・プリントアウトしてお使いいただける企業会計原則チェックシートを利用して勉強すれば十分です。
税理士試験の受験資格を得るためには、簿記1級と全経上級のどちらがおすすめですか?
 簿記1級の平均合格率が10%前後、全経上級の平均合格率が20%前後ということを考えると、税理士試験の受験資格を得るためには全経上級の合格を狙ったほうが近道といえます。

 ただ、両者は試験範囲がかなり被っていますし、もちろん併願も可能なので、どちらか片方に絞るのではなく両方に照準をあわせて勉強することをおすすめします。


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