仕訳対策教材「重要仕訳TOP100」

簿記3級 重要仕訳TOP100「再振替仕訳」

仕訳問題

難度:高・中・

重要度:A・B

前期の決算において前受地代 ¥ 180,000 を計上していたので、当期首において再振替仕訳を行った。

勘定科目は次の中から最も適当なものを選びなさい。
現金 当座預金 普通預金 立替金
前払地代 未収地代 未払地代 前受地代
預り金 受取地代 支払地代 損益

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
前受地代 180,000 受取地代 180,000



解説

再振替仕訳に関する問題です。

再振替仕訳は、以下の2ステップで考えると分かりやすいです。

  • ステップ1
    前期末の決算整理仕訳を書く
  • ステップ2
    1.の逆仕訳を書く

ステップ1(前期末の決算整理仕訳を書く)

問題文の「前期の決算において前受地代 ¥ 180,000 を計上していた」から、前期末に地代の前受け処理を行っていたことが分かります。

ステップ1:前期末の決算整理仕訳を書く
(借)受取地代 180,000
 (貸)前受地代 180,000

ステップ2(1.の逆仕訳を書く)

1.の仕訳の貸借をひっくり返して逆仕訳をします。

ステップ2:1.の逆仕訳を書く
(借)前受地代 180,000
 (貸)受取地代 180,000
田口先生1
田口先生
再振替仕訳の問題は、常に「前期末の決算整理仕訳を考える→逆仕訳をする」という流れで処理することをおすすめします。

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5.金銭の貸借(全8問)
6.仮受金・仮払金・前受金・前払金(全7問)
7.固定資産(全11問)
8.商品券(全2問)
9.消耗品・貯蔵品(全4問)
10.各種税金(全11問)
11.資本取引(全3問)
12.決算整理仕訳(全4問)
13.決算振替仕訳(全3問)
14.その他(全6問)
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