簿記2級 重要仕訳TOP100 源泉所得税

仕訳問題

難度:高・・低

重要度:A・B

 定期預金(預入金額:¥ 1,000,000、預入期間:6か月、年利率:0.5%)を銀行に預け入れていたが、本日、この定期預金が満期になったため、源泉所得税(20%)控除後の受取利息とともに普通預金に預け替えた。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 普通預金 定期預金
仮払法人税等 前払利息 未収利息 未払法人税等
受取利息 法定福利費 租税公課 支払利息

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
普通預金
仮払法人税等
1,002,000
500
※3
※2
定期預金
受取利息
1,000,000
2,500

※1

※1 1,000,000円×0.5%×6か月/12か月=2,500円

※2 2,500円×20%=500円

※3 1,000,000円+(2,500円-500円)=1,002,000円

解説

 源泉所得税に関する問題です。

 本問は、取引を【預金の振り替えに関する取引】と【利息の受け取りに関する取引】に分けて考えましょう。

 満期を迎えた定期預金1,000,000円を普通預金に預け替えているので、定期預金普通預金に振り替えます。

解答①(預金の振り替えに関する仕訳)
(借)普通預金 1,000,000
 (貸)定期預金 1,000,000

 債券・預金の利息や株式の配当金を受け取るさいには、20%の所得税が源泉徴収されます(※復興特別所得税を除く)。

 状況としては税金を前払いしている形になるため、利息や配当金を受け取るさいに源泉徴収された分は仮払法人税等で処理します。

  • 利息の金額:1,000,000円×0.5%×6か月/12か月=2,500円
  • 源泉徴収額:2,500円×20%=500円
  • 手取額:2,500円-500円=2,000円

 本問は、問題文に「源泉所得税(20%)控除後の受取利息とともに普通預金に預け替えた」とあるので、手取額は普通預金で処理します。

解答②(利息の受け取りに関する仕訳)
(借)普通預金 2,000
(借)仮払法人税等 500
 (貸)受取利息 2,500

 以上、①②の仕訳をまとめると解答仕訳になります。

管理人

本問のポイントは「源泉所得税(20%)控除前の受取利息を計上すること」「源泉所得税を仮払法人税等で処理すること」の2点です。



Q&A

 本問の内容に関する疑問・質問は、サイト内のメール送信フォームからお気軽にお問い合わせください。こちらの欄にて回答いたします。

重要仕訳一覧

  1. 商品売買(全14問)
  2. 債権・債務(全13問)
  3. 外貨建取引(全4問)
  4. 有価証券(全9問)
  5. 固定資産(全22問)
  6. リース取引(全6問)
  1. 純資産(全11問)
  2. 本支店会計(全4問)
  3. その他(全6問)

ページの先頭へ