第156回日商簿記検定3級・仕訳類題5(旅費交通費)

仕訳問題(類題)

重要度:★★☆ 難度:★☆☆

 出張から戻った従業員から下記の報告書および領収書が提出されるとともに、かねて概算払いしていた ¥ 20,000 との差額を現金で受け取った。なお、電車賃・バス代は領収書なしでも従業員の申告のみで費用計上することにしている。

証ひょう
勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 普通預金 小口現金
前払金 仮払金 未収入金 立替金
未払金 預り金 旅費交通費 雑費

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
旅費交通費
現金
14,800
5,200

※1
仮払金 20,000

※1 20,000円-14,800円=5,200円(貸借差額)

解説

 旅費交通費に関する問題です。

 本問はまず、問題文の「かねて概算払いしていた ¥ 20,000 との差額を現金で受け取った」から、従業員の出張に先立って旅費を概算払いしていたことが分かります。

参考:旅費を概算払いしたときの仕訳
(借)仮払金 20,000
 (貸)現金など 20,000

 上記の仕訳を踏まえたうえで、精算時の仕訳を考えましょう。

 問題資料の旅費交通費等報告書の合計額14,800円を旅費交通費で処理するとともに、概算払いした20,000円との差額(=旅費のおつり)を現金の増加として処理します。

解答:精算時の仕訳
(借)旅費交通費 14,800
(借)現金 5,200
 (貸)仮払金 20,000

 旅費交通費に関する問題は、第140回の問2第151回の問4第152回の問3でも出題されています。あわせてご確認ください。

管理人

PAPAホテルの領収書に記載されている宿泊費は旅費交通費等報告書に含まれているため、二重に計上しないように気をつけましょう。



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