第150回日商簿記検定2級・仕訳類題2(固定資産の取得)

仕訳問題(類題)

重要度:★★★ 難度:★☆☆

 工事が完成し、建物に ¥ 32,000,000、構築物に ¥ 4,000,000 を計上した。この工事については、毎月末に支払期日が到来する額面 ¥ 1,100,000 の約束手形36枚を振り出して相手先に交付した。なお、約束手形に含まれる利息相当額については費用勘定で処理することとした。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
受取手形 建物 構築物 機械装置
備品 長期前払費用 買掛金 営業外支払手形
未払金 支払手数料 租税公課 支払利息

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
建物
構築物
支払利息
32,000,000
4,000,000
3,600,000
営業外支払手形 39,600,000

解説

 固定資産の取得に関する問題です。

 固定資産を割賦契約で購入した場合、現金販売価額と支払額合計との差額を前払費用・長期前払費用(資産)支払利息(費用)などで処理します。

 本問は、問題文に「約束手形に含まれる利息相当額については費用勘定で処理すること」という一文があるので、差額の3,600,000円は支払利息で処理します。

  • 現金購入価額:32,000,000円+4,000,000円=36,000,000円
  • 支払額合計:@1,100,000円×36枚=39,600,000円
  • 差額:39,600,000円-36,000,000円=3,600,000円

 また、代金は手形を振り出して支払っているので営業外支払手形で処理します。

  • 商品を仕入れたさいに振り出す手形:支払手形
  • 商品以外のモノ(ex.固定資産など)を購入したさいに振り出す手形:営業外支払手形

 固定資産の取得に関する問題は、第101回の問3第118回の問5第120回の問5第125回の問4第128回の問1第131回の問3第139回の問1第139回の問5第141回の問2第145回の問1第147回の問1でも出題されているので、あわせてご確認ください。



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