第141回日商簿記検定3級・仕訳類題4(仕入取引)

仕訳問題(類題)

重要度:★★★ 難度:★★☆

 販売目的の中古トラック2台を、1台あたり ¥ 500,000 で購入し、代金は月末に支払うこととした。また、トラック2台の輸送費用として ¥ 100,000 を現金で支払った。なお、当店は中古トラックの販売業を行っている。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 普通預金 当座預金 車両運搬具
買掛金 未払金 仕入 支払運賃

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
仕入 1,100,000 買掛金
現金
1,000,000
100,000

解説

 仕入取引に関する問題です。中古トラックの販売業を営んでいるお店が販売目的で中古トラックを購入した場合、お店にとってトラックは商品になるので、仕入勘定および買掛金勘定で処理します。「トラック(自動車)の購入→車両運搬具で処理」と決めつけないように気をつけてください。

トラック2台の本体価格に関する仕訳 … ①
(借)仕入 1,000,000
 (貸)買掛金 1,000,000

 また、輸送費用100,000円は、トラックを仕入れるさいに不可避的に発生する費用(付随費用)なので、仕入勘定に含めて処理します。支払手数料勘定で処理しないように気をつけてください。

輸送費用に関する仕訳 … ②
(借)仕入 100,000
 (貸)現金 100,000

 ①②の仕訳をまとめると解答仕訳になります。

 なお、中古トラックの販売業を営んでいるお店が業務使用目的で中古トラックを購入した場合は、仕入勘定ではなく車両運搬具勘定で処理します。仕訳を考えるさいは「目的」に着目してください。

  • 販売目的でトラックを購入 → 商品の仕入になる → 仕入勘定で処理
  • 業務使用目的でトラックを購入 → 商品の仕入にならない → 車両運搬具勘定で処理


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