第133回日商簿記検定3級・仕訳類題3(資本の引き出し・租税公課)

仕訳問題(類題)

重要度:★★★ 難度:★☆☆

 店舗兼住居用の建物・土地に係る固定資産税 ¥ 240,000 と、店主の所得税 ¥ 180,000 を現金で納付した。なお、固定資産税のうち30%については店主個人の住居部分に対するものである。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 前払金 仮払金
仮受金 所得税預り金 資本金 租税公課

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
資本金
租税公課
252,000
168,000
現金 420,000

解説

 資本の引き出し・租税公課に関する問題です。

 まず、店舗兼住居用の建物・土地に係る固定資産税240,000円に関しては営業用(事業用)と店主用の2つに分けたうえで、前者を租税公課で費用処理し、後者を資本の引き出しとして処理します。

 なお、本問は問題で列挙されている勘定科目の中に資本金がある(引出金がない)ので、資本の引き出しに関する仕訳は資本金で処理します。

  • 70%は営業用 → 168,000円(=240,000円×70%)は租税公課で費用処理
  • 30%は店主用 → 72,000円(=240,000円×30%)は資本金の減少として処理
解答①
(借)租税公課 168,000
(借)資本金 72,000
 (貸)現金 240,000

 また、店主の所得税を会社が肩代わりして支払った場合は資本の引き出しとして処理します。

解答②
(借)資本金 180,000
 (貸)現金 180,000

 以上、①②の仕訳をまとめると解答仕訳になります。

 資本の引き出しに関する問題は、第102回の問3第106回の問4第107回の問2第111回の問3第114回の問2第117回の問5第122回の問1第125回の問2第126回の問5第127回の問5第129回の問5第135回の問4第136回の問1第139回の問4第145回の問1第147回の問2でも出題されているので、あわせてご確認ください。

 租税公課に関する問題は、第106回の問4第107回の問2第111回の問3第122回の問1第125回の問2第127回の問5第129回の問5第135回の問4第137回の問2第139回の問4第141回の問5第146回の問3第147回の問2第150回の問5でも出題されているので、あわせてご確認ください。



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