第127回日商簿記検定3級・仕訳類題4(仮受金・前受金)

仕訳問題(類題)

重要度:★★☆ 難度:★☆☆

 出張中の従業員から当座預金の口座に ¥ 180,000 の入金があった。このうち、¥ 140,000 については得意先金城商店から注文を受けたさいに受け取った手付金であることが判明したが、残額 ¥ 40,000 の詳細については不明である。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
当座預金 売掛金 未収入金 前受金
預り金 仮受金 売上 受取手数料

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
当座預金 180,000 前受金
仮受金
140,000
40,000

解説

 仮受金・前受金に関する問題です。仮受金と前受金は「お金を受け取ったときに計上する」点は同じですが、その性質(どんなお金か?)によって正しく使い分ける必要があります。

  • 仮受金:内容が不明のお金を受け取った場合に仮に計上する勘定
  • 前受金:商品売買に先立ってお金を受け取った場合に計上する勘定

 仮受金と前受金についてはきちんと区別できるようにしておいてください。なお、商品売買に先立って受け取るお金には「内金」と「手付金」の2種類がありますが、受験簿記では両者を区別して押さえる必要はありません。どちらも受け取ったら前受金で処理します。

 本問は、問題文に「 ¥ 140,000 については得意先金城商店から注文を受けたさいに受け取った手付金であることが判明」とあり、当座預金口座に振り込まれたお金が注文品の手付金と分かっているので、前受金で処理します。

 残額の40,000円は、問題文に「詳細については不明である」とあり、振り込まれたお金が何のためのものか判明していないので、仮受金で処理します。

 仮受金と前受金に関する問題は、第101回の問1第109回の問5第112回の問3第116回の問3第125回の問3第132回の問5第137回の問5でも出題されているので、あわせてご確認ください。



ページの先頭へ