第127回日商簿記検定2級・仕訳類題4(社債の発行)

仕訳問題(類題)

 額面総額 ¥ 4,000,000 の社債(年利率7.3%、償還期間4年)を額面 ¥ 100 につき、¥ 96 で発行し、受け取った払込金は当座預金とした。なお、社債発行にさいしてかかった諸経費 ¥ 200,000 は現金で支払ったが、当社としてはこれを繰延資産として処理する。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 受取手形 売掛金
創立費 社債発行費 株式交付費 買掛金
社債 支払手数料 社債利息 租税公課

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
当座預金
社債発行費
3,840,000
200,000
社債
現金
3,840,000
200,000

解説

 社債の発行に関する問題です。社債は「社債を社債金額よりも低い価額又は高い価額で発行した場合など、収入に基づく金額と債務額とが異なる場合には、償却原価法に基づいて算定された価額をもって、貸借対照表価額としなければならない」と規定されています。

 よって、発行時に計上すべき社債の金額は「4,000,000円×0.96=3,840,000円」と計算します。

 年利率や償還期限に関するデータは、社債発行時の仕訳を考えるさいにはダミーデータとなるので、惑わされないように注意してください。なお、「社債発行にさいしてかかった諸経費 ¥ 200,000 」については、社債発行費勘定を使って処理しますが、こちらについては特に問題ないと思います。

 社債の発行に関しては、第120回の問4でも出題されています。



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