第126回日商簿記検定3級・仕訳類題1(前払金)

仕訳問題(類題)

重要度:★☆☆ 難度:★☆☆

 山内商店に対して、買掛金の支払額 ¥ 50,000 と次回の商品仕入のための手付金 ¥ 24,000 として、小切手 ¥ 74,000 を振り出した。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
当座預金 売掛金 買掛金 仕入
未払金 前受金 前払金 支払手数料

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
買掛金
前払金
50,000
24,000
当座預金 74,000

解説

 前払金に関する問題です。本問は、勘定科目の選択肢の中に「仮払金」勘定がありませんので、特に迷うことなく「前払金」勘定を使って処理していただけたと思いますが、両者の違いについてはきちんと押さえておいてください。

前払金と仮払金の違い

 前払金というのは、仕入先に対する前払いなど、なんのためのお金かはっきりしている状態で支払った場合に計上する勘定で、一方、仮払金というのは、なんのためのお金か決まってはいないが、とりあえず先に支払った場合に計上する勘定です。

 仮払金については、出張に行く従業員に「出張から帰ってきたら領収書と残金を返して」と言って、ある程度まとまったお金を渡すときの仕訳をイメージしてください。

 お金を渡した時点では、そのお金が交通費や宿泊費、交際費などの何に使われるのかはっきりしていませんよね。この点が前払金との違いになります。

 なお、本問の場合は、問題文に「次回の商品仕入のための手付金 ¥ 24,000 として」とあるので、前払金勘定を使って処理します。

 前払金がメインの問題は、第120回の問4第127回の問2でも出題されているので、あわせてご確認ください。いずれも簡単な問題なので、必ず出来るようにしておいてください。



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