第121回日商簿記検定2級・仕訳問題4(保証債務)

仕訳問題

 債務保証をしていた取引先が、期日に6,000,000円の借入金の返済が不能となり、債権者から利息400,000円を含めて返済を求められたので、小切手を振り出して支払った。なお、同社は保証債務については対照勘定を用いて備忘記録をしている。

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勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 受取手形 売掛金
売買目的有価証券 未収金 前払金 仮払金
保管有価証券 備品 貯蔵品 保証債務
支払手形 買掛金 未払金 借入金
前受金 仮受金 未払配当金 備品減価償却累計額
保証債務見返 資本金 資本準備金 利益準備金
新築積立金 繰越利益剰余金 有価証券売却益 支払利息
有価証券売却損 固定資産売却益 固定資産売却損 固定資産除却損
本店 仙台支店 神戸支店

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解答・解説

借方科目 金額 貸方科目 金額
未収金
保証債務
6,400,000
6,000,000
当座預金
保証債務見返
6,400,000
6,000,000

 保証債務に関する問題です。他社の債務を保証した場合、その偶発債務の存在を忘れないようにするために備忘記録をします。本問では問題文に「同社は保証債務については対照勘定を用いて備忘記録をしている」とありますので、債務を保証したときの仕訳をまず考えてみましょう。

【参考】既に切られた仕訳
(借)保証債務見返 6,000,000 (貸)保証債務 6,000,000

 本問では、取引先の債務を肩代わりして支払ったことにより、債務の保証が消滅しますので、備忘記録の仕訳を相さいすることになります。

解答①
(借)保証債務 6,000,000 (貸)保証債務見返 6,000,000

 なお、取引先の代わりに債権者に対して返済した金額(6,000,000円+利息400,000円)については、今後、取引先に対して請求することになりますので、未収金勘定を使って処理することになります。なお、当該債権は商品の売買に関して発生した債権ではありませんので、売掛金勘定を使わないように注意してください。

解答②
(借)未収金 6,400,000 (貸)当座預金 6,400,000

 よって、①②の仕訳をまとめると解答になります。本問はやや難しい部類の問題になりますので、分からない場合は後回しにしても構わないと思います。



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