第119回日商簿記検定3級・仕訳問題4(仮払金)

仕訳問題

 従業員が出張から戻ったので、旅費の精算を行い、残金20,000円を現金で受け取り、直ちに当座預金に預け入れた。なお、従業員に対しては、出張に当たり、旅費の概算額100,000円を手渡していた。

▼クリックすると解答・解説部分へジャンプします

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
当座預金 受取手形 売買目的有価証券 未収金
前払金 立替金 手形貸付金 土地
仮払金 支払手形 未払金 前受金
預り金 手形借入金 仮受金 資本金
引出金 売上 受取手数料 受取利息
固定資産売却益 仕入 給料 旅費交通費
手形売却損 支払手数料 支払利息 固定資産売却損

矢印画像

矢印画像

解答・解説

借方科目 金額 貸方科目 金額
当座預金
旅費交通費
20,000
80,000
仮払金 100,000

 仮払金に関する問題です。本問はまず、問題文なお書きの「従業員に対しては、出張に当たり、旅費の概算額100,000円を手渡していた」という部分の仕訳を起こしてみるといいと思います。

(借)仮払金 100,000 (貸)現金など 100,000

 上記のような仕訳が切られたことを前提にして、仮払金を適当な勘定科目に振り替えることになりますので、貸方に仮払金勘定が、借方に旅費交通費勘定が入ることが簡単に分かります。

仮に旅費が120,000円だった場合は・・・?

→足りなかった20,000円の現金支出を認識することになります。

(借)旅費交通費 120,000 (貸)仮払金
(貸)現金
100,000
20,000

 仮払金に精算に関する問題は、「仮払した際の仕訳を考えてみる」ことがポイントになります。慣れるまでは実際に下書き用紙に書き出してみるといいと思いますが、慣れてきたらなるべく頭の中で仕訳をイメージして解答できるようにしておいてください。

 なお、仮払金に関する問題は、第100回の問4第110回の問3第115回の問5第124回の問4などで出題されていますが、本問と第124回が「仮払金の精算時の仕訳」を問う問題になっているのに対して、その他の問題は「仮払金の計上時の仕訳」を問う問題になっていますので、仮払金処理の一連の流れを理解したい場合は、【計上時の仕訳問題→精算時の仕訳問題】の順番で解くようにすると、流れが分かりやすくて良いと思います。



▲ページの先頭に戻ります