第119回日商簿記検定3級・仕訳類題4(仮払金)

仕訳問題(類題)

重要度:★★☆ 難度:★☆☆

 従業員が出張から戻ったので、旅費の精算を行い、残金 ¥ 20,000 を現金で受け取り、直ちに当座預金に預け入れた。なお、従業員に対しては、出張に当たり、旅費の概算額 ¥ 100,000 を手渡していた。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
当座預金 前払金 立替金 仮払金
預り金 仮受金 給料 旅費交通費

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
当座預金
旅費交通費
20,000
80,000
仮払金 100,000

解説

 仮払金に関する問題です。

 解答にあたっては、まず仮払時の仕訳をイメージしましょう。

参考・仮払時の仕訳
(借)仮払金 100,000
 (貸)現金など 100,000

 上記の仕訳を踏まえたうえで、仮払金100,000円のうち20,000円は現金で戻ってきたので現金で処理し、残りの80,000円(=100,000円-20,000円)を旅費交通費で処理します。

解答仕訳
(借)現金 20,000
(借)旅費交通費 80,000
 (貸)仮払金 100,000

仮に旅費が120,000円だった場合は?

 旅費の実際発生額が仮払時の概算額よりも多かった場合、従業員が不足分を立て替えた形になります。

 よって、旅費が120,000円だった場合は、不足分20,000円(=120,000円-100,000円)を従業員に支払って精算します。

参考・実際発生額>概算額の場合の仕訳
(借)旅費交通費 120,000
 (貸)仮払金 100,000
 (貸)現金 20,000

 仮払金に関する問題は、第100回の問4第110回の問3第115回の問5第124回の問4第129回の問4第146回の問5でも出題されているので、あわせてご確認ください。



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