第114回日商簿記検定2級・仕訳類題1(増資時の新株発行)

仕訳問題(類題)

重要度:★★★ 難度:★☆☆

 株式500株を1株あたり ¥ 10,000 で発行した。払込金は、全額当座預金に振り込まれた。払込額のうち半分は、資本金として計上せずに資本準備金とすることとした。なお、新株発行のための諸費用 ¥ 30,000 は現金で支払ったが、これは当期の費用として処理することとした。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 資本金 資本準備金
利益準備金 別途積立金 繰越利益剰余金 未収入金
未払金 支払手数料 受取手数料 株式交付費

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
当座預金

株式交付費
5,000,000

30,000
資本金
資本準備金
現金
2,500,000
2,500,000
30,000

解説

 増資時の新株発行に関する問題です。

 本問は、問題文に「払込額のうち半分は、資本金として計上せずに資本準備金とすることとした」という指示があるので、指示通りに資本金2,500,000円と資本準備金2,500,000円を計上するだけです。

 また、株式交付費とは「会社設立後、新たに株式を発行するために要した費用」をいい、株主募集のための広告費や金融機関・証券会社への取扱手数料などがこれに該当します。

 本問は、問題文に「新株発行のための諸費用 ¥ 30,000 は現金で支払ったが、これは当期の費用として処理することとした」とあるので、株式交付費で費用処理します。

 新株発行に関する問題は、第120回の問2第122回の問1第127回の問1第130回の問4第131回の問4第133回の問4第137回の問4第140回の問1第143回の問3第146回の問4でも出題されているので、あわせてご確認ください。



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