第107回日商簿記検定3級・仕訳類題4(仕入取引)

仕訳問題(類題)

重要度:★★★ 難度:★★☆

 家具卸売業を営む小笹家具店は、販売用の椅子20台を @¥ 20,000 で信太商店から購入し、代金は翌月払いとした。そのさいの引取運賃 ¥ 30,000 は、現金で支払った。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 買掛金 仕入
支払手形 備品 支払手数料 未払金

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
仕入 430,000 買掛金
現金
400,000
30,000

解説

 仕入取引に関する問題です。まず本問は問題文の「販売用の椅子20台を @¥ 20,000 で信太商店から購入」という一文に注意してください。

 なんとなく仕訳を切ろうとすると「椅子の購入→備品の購入」と考えてしまいますが、購入した椅子は販売用なので、仕入勘定と買掛金勘定を使って処理します。

 なお、社内で使う目的で椅子を購入した場合の仕訳は以下のようになるので、参考までにご確認ください。備品勘定と未払金勘定を使って仕訳を切ります。

参考・販売目的でない場合の仕訳
(借)備品 430,000
 (貸)未払金 400,000
 (貸)現金 30,000

 また、引取運賃などの付随費用は商品を仕入れるさいに不可避的に発生する費用ですので、仕訳を切るさいは仕入勘定に含めて処理するという点に注意してください。

商品の仕入原価(430,000円)=購入代価(400,000円)+付随費用(30,000円)



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