第106回日商簿記検定3級・仕訳類題2(仕入戻し)

仕訳問題(類題)

重要度:★☆☆ 難度:★☆☆

 北尾商店から仕入れた商品の一部に品違いがあったため、返品した。この金額 ¥ 50,000 については、同店に対する買掛金と相殺することとした。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 売掛金 立替金 未収入金
買掛金 未払金 売上 仕入

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
買掛金 50,000 仕入 50,000

解説

 仕入戻しに関する問題です。仕入戻しとは、仕入先に商品を返品することですから、仕入時の逆仕訳を切ります。

仕入時の仕訳 ※既に切られている仕訳
(借)仕入 *****
 (貸)買掛金 *****
解答すべき仕訳 ※逆仕訳を切るだけ
(借)買掛金 50,000
 (貸)仕入 50,000

なお、問題文の許容勘定群に「仕入」勘定ではなく「仕入戻し」勘定しかない場合は、仕入勘定の評価勘定である仕入戻し勘定を使って処理します。なお、仕入戻し勘定はその後、決算整理のときに仕入勘定に振り替えることになります。

仕入戻し勘定を使う場合の仕訳
(借)買掛金 50,000
 (貸)仕入戻し 50,000
決算整理時
(借)仕入戻し 50,000
 (貸)仕入 50,000

 仕入戻しに関する問題は、第113回の問4第132回の問4でも出題されているので、あわせてご確認ください。いずれも簡単なボーナス問題ですので、絶対にとりこぼさないようにしてください。



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