第103回日商簿記検定2級・仕訳類題2(割賦販売)

仕訳問題(類題)

 福島物産株式会社は、商品 ¥ 100,000(原価 ¥ 60,000 )を毎月末 ¥ 10,000 の均等額払いの約束で売り渡した。ただし、回収基準により対照勘定を用いて処理する。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
貯蔵品 委託買付 受託買付 積送品売上
割賦仮売上 繰越商品 消耗品 積送品
未収入金 前受金 売掛金 割賦売掛金

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
割賦売掛金 100,000 割賦仮売上 100,000

解説

 特殊商品売買の割賦販売に関する問題です。

 割賦販売は、商品を売り渡した時に割賦売上を計上する「販売基準」と、割賦金を回収した時に割賦売上を計上する「回収基準」の2つがあります。

 本問は、問題文に「回収基準により対照勘定を用いて処理する」とあるので、商品を売り渡した時には売価で備忘記録をしておいて、割賦金を回収した時に売上を計上します。

【解答】商品売渡時
(借)割賦売掛金 100,000
 (貸)割賦仮売上 100,000
【参考】割賦金回収時(1回目)
(借)現金など 10,000
 (貸)割賦売上 10,000
(借)割賦仮売上 10,000
 (貸)割賦売掛金 10,000

販売基準で処理する場合の仕訳

 販売基準で処理する場合は、商品を売り渡した時に割賦売上を計上します。

【参考】商品売渡時
(借)割賦売掛金 100,000
 (貸)割賦売上 100,000
【参考】割賦金回収時(1回目)
(借)現金など 10,000
 (貸)割賦売掛金 10,000

 特殊商品売買の割賦販売に関する問題は、第127回の問2第138回の問3でも出題されています。



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