第102回日商簿記検定3級・仕訳類題3(資本の引き出し)

仕訳問題(類題)

重要度:★★★ 難度:★☆☆

 8月15日に、7月分の電気料金 ¥ 40,000 の請求書を受け取ったので直ちに記帳した。ただし、当座預金からの引落日は、8月25日である。なお、電気料金のうち4分の1は、店主個人用住宅部分に対するものである。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
当座預金 買掛金 引出金 預り金
水道光熱費 未払金 前払金 現金

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
水道光熱費
引出金
30,000
10,000
未払金 40,000

解説

 資本の引き出しに関する問題です。

 電気料金40,000円を使用割合に基づいて営業用(事業用)と店主用の2つに分けて、前者を当期の費用として水道光熱費で費用処理し、後者を資本の引き出しとして処理します。

 なお、本問は問題で列挙されている勘定科目の中に引出金がある(資本金がない)ので、資本の引き出しに関する仕訳は引出金で処理します。

  • 4分の3は営業用 → 30,000円(=40,000円×75%)は水道光熱費で費用処理
  • 4分の1は店主用 → 10,000円(=40,000円×25%)は引出金で処理

 また、問題文の「当座預金からの引落日は、8月25日である」から、仕訳時点(8月15日)では当座預金口座から引き落とされていないことが分かるので、当座預金ではなく未払金で処理します。

 資本の引き出しに関する問題は、第106回の問4第107回の問2第111回の問3第114回の問2第117回の問5第122回の問1第125回の問2第126回の問5第127回の問5第129回の問5第133回の問3第135回の問4第136回の問1第139回の問4第145回の問1第147回の問2でも出題されています。あわせてご確認ください。



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