仕訳問題
8月15日に、7月分の電気料金40,000円の請求書を受け取ったので直ちに記帳した。ただし、当座預金からの引落日は、8月25日である。なお、電気料金のうち4分の1は、店主個人用住宅部分に対するものである。
| 勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。 | |||
|---|---|---|---|
| 当座預金 | 未収金 | 買掛金 | 引出金 |
| 減価償却費 | 預り金 | 備品減価償却累計額 | 有価証券売却益 |
| 売掛金 | 売買目的有価証券 | 水道光熱費 | 支払手形 |
| 未払金 | 前払金 | 受取手形 | 固定資産売却損 |
| 固定資産売却益 | 売上 | 現金 | 前受金 |
| 有価証券売却損 | 給料 | 仕入 | 備品 |
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解答・解説
| 借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 水道光熱費 引出金 |
30,000 10,000 |
未払金 | 40,000 |
資本の引き出しに関する問題です。本問ではまず【会社が負担すべき支出】と【事業主が負担すべき支出】を分けていきます。
7月分の電気料金40,000円
- 電気料金40,000円うち10,000円(4分の1)は事業主が負担すべき支出
- 電気料金40,000円うち30,000円(4分の3)は会社が負担すべき支出
以上より、会社が負担すべき支出が30,000円、事業主が負担すべき支出が10,000円となりますが、事業主が負担すべき支出を会社が肩代わりして支払った場合、資本の引き出しとして処理することになります。なお、解答では引出金勘定を使って処理していますが、特に指示がない場合は資本金勘定でも正解となります。
引出金勘定で処理する場合と、資本金勘定で処理する場合の両者の違いは、資本金勘定を使って直接的に減らすか、引出金勘定を使って間接的に減らすかという点です。間接的に減らした場合は、決算期末において、引出金勘定と資本金勘定を相殺する仕訳が必要になります。
引出金勘定を使って処理する場合
| 支払時 | |||
|---|---|---|---|
| (借)引出金 | 10,000 | (貸)未払金 | 10,000 |
| 期末時 | |||
| (借)資本金 | 10,000 | (貸)引出金 | 10,000 |
資本金勘定を使って処理する場合
| 支払時 | |||
|---|---|---|---|
| (借)資本金 | 10,000 | (貸)未払金 | 10,000 |
| 期末時 | |||
| 仕訳なし | |||
なお、実際の支払は後日になりますので未払金勘定を使って処理することに注意してください。資本金・引出金に関する問題は第106回の問4や第107回の問2、第111回の問3、第114回の問2、第117回の問5、第122回の問1、第125回の問2、第126回の問5、第127回の問5、第129回の問5でも出題されていますので、併せて確認しておいてください。

