第101回日商簿記検定3級・仕訳問題2(債権の貸倒れ)

仕訳問題

 得意先の奥菜商会が倒産したため、同商会に対する前年度発生の売掛金400,000円が回収不能となったので、貸倒れとして処理した。なお、貸倒引当金の残高が150,000円あった。

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勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
売掛金 現金 前払金 旅費交通費
仮受金 備品 従業員貸付金 買掛金
未収金 消耗品 支払手数料 繰越商品
立替金 受取利息 消耗品費 前受金
貸倒引当金 仕入 借入金 当座預金
仮払金 給料 租税公課 雑費
貸倒損失 支払手形 売上 未払金
所得税預り金

矢印画像

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解答・解説

借方科目 金額 貸方科目 金額
貸倒引当金
貸倒損失
150,000
250,000
売掛金 400,000

 債権の貸倒れに関する問題です。売掛金の貸倒れに関する問題は、売掛金の発生時期によって2つのケースに分けることができますので、まず貸倒れた債権がいつ発生したのかを確認するようにしてください。


  1. 前期以前発生・当期貸倒れ
  2. 当期発生・当期貸倒れ

 ①の「前期以前発生・当期貸倒れ」というケースは、決算を通過しているので貸倒引当金が設定されています。よって、この債権が貸倒れた場合は、まず貸倒引当金を取り崩し、それでも足りない場合は貸倒損失勘定で処理します。

 一方、②の「当期発生・当期貸倒れ」というケースは、決算を通過していないので貸倒引当金が設定されていません。よって、この債権が貸倒れた場合は、全額を貸倒損失勘定で処理します。


 本問は、問題文に「同商会に対する前年度発生の売掛金400,000円が回収不能となった」とありますので①のケースに該当することになります。

 よって、貸倒れた売掛金のうち150,000円については引当金を取り崩して充当し、残りの250,000円については貸倒損失勘定で処理します。

 債権の貸倒れに関する問題は、第109回の問1第116回の問4第120回の問5第128回の問2でも出題されていますので、併せて確認しておいてください。いずれも簡単な問題です。



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