第157回日商簿記3級 予想問題「簿記ナビ模試」第4問(仕訳日計表)の解説

第4問 仕訳日計表の作成問題+α。摘要欄に何が入るのかを確認しておきましょう!

 仕訳日計表の問題です。

 今回の問題は、総勘定元帳と補助元帳の「摘要欄の違い」にフォーカスを当てて作問しました。この機会に各帳簿の摘要欄に何が入るのかを今一度ご確認ください。

簿記ナビ模試3級の「各問題の難度」と「解答時間の目安」
準備 第1問 第2問 第3問 第4問 第5問 見直し
普通 やや難しい やや難しい 普通 やや難しい
5分 10分 20分 30分 15分 30分 10分


簿記3級の出題予想のご案内

 簿記検定ナビでは、2021年2月28日に行われる第157回日商簿記3級の出題予想を公開しています。

 過去の出題状況や最近の出題傾向を独自の視点で分析し、大問ごとの予想はもちろんのこと、各論点の重要ポイントや絶対に押さえておくべき過去問などもあわせてご紹介しています。

第4問(仕訳日計表)の解説

 問題資料の各伝票から取引の内容を読み取って仕訳に直しましょう。

 なお、本問は問2で買掛金元帳を作成する必要があるので、東京商店にかかる買掛金に関しては「買掛金・と」のように、勘定科目の後ろに商店名の頭文字も付記しておくと集計作業が楽になります。

×1年10月1日の仕訳

入金伝票(No.101)
(借)現金 3,000
 (貸)受取利息 3,000
入金伝票(No.102)
(借)現金 77,000
 (貸)売掛金 77,000
入金伝票(No.103)
(借)現金 58,000
 (貸)売上 58,000
入金伝票(No.104)
(借)現金 36,000
 (貸)仮受金 36,000
出金伝票(No.201)
(借)租税公課 10,000
 (貸)現金 10,000
出金伝票(No.202)
(借)支払手数料 4,000
 (貸)現金 4,000
出金伝票(No.203)
(借)仕入 92,000
 (貸)現金 92,000
出金伝票(No.204)
(借)買掛金・と 49,000
 (貸)現金 49,000
振替伝票(No.301)
(借)売掛金 89,000
 (貸)売上 89,000
振替伝票(No.302)
(借)仕入 65,000
 (貸)買掛金・と 65,000
振替伝票(No.303)
(借)買掛金 21,000
 (貸)電子記録債務 21,000

仕訳日計表の解答ポイント

 下書用紙に上記の仕訳を書いて集計します。参考までに、集計から転記までの流れを確認しておきましょう。

集計・転記の流れ
集計・転記の流れ

総勘定元帳の解答ポイント

 仕訳日計表にいったん集計したうえで総勘定元帳に転記する場合、仕訳日計表の借方・貸方の合計額を転記(=合計転記)します。

 よって、総勘定元帳の摘要欄には「仕訳日計表」と記入します。「伝票の種類(●●伝票)」を記入しないように気をつけましょう。

  • 借方金額:3,000円+77,000円+58,000円+36,000円=174,000円
  • 貸方金額:10,000円+4,000円+92,000円+49,000円=155,000円

買掛金元帳の解答ポイント

 本問のように、仕訳日計表にいったん集計したうえで総勘定元帳に転記する場合であっても、売掛金元帳や買掛金元帳には、各伝票から直接転記(=個別転記)します。

 よって、買掛金元帳の摘要欄には「伝票の種類(●●伝票)」を記入します。「仕訳日計表」と記入しないように気をつけましょう。

  • 借方金額:49,000円(出金伝票 No.204)
  • 貸方金額:65,000円(振替伝票 No.302)


ページの先頭へ