簿記全般に関するQ&A

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  1. 簿記とはなんですか?
  2. 簿記能力検定や簿記実務検定ってなんですか?
  3. 簿記はどのような仕事に活かせますか?
  4. 簿記の資格は就職活動や転職活動に役立ちますか?
  5. 簿記講師の求人(募集)はどこで探せばいいですか?
  6. 簿記の勉強をしている友達を作るにはどうすればいいですか?
  7. 授業料の一部が国から支給される【教育訓練給付制度】ってなんですか?
簿記とはなんですか?
 簿記とは、企業が行う日々の商取引を一定のルールに従って集計・記録することをいいます。また、その一定のルールに従って作成された記録を会計帳簿といい、これを元にして貸借対照表や損益計算書などの財務諸表を作成します。

 簿記の名前の由来は、「帳簿入する」という言葉から派生したという説と、Book-keepingが訛ってできた(ブックキーピング→ぶっきーぴん→ぶっきー→ぶき→ぼき)という説の2つがあると言われています。
簿記能力検定や簿記実務検定とはなんですか?
 簿記能力検定は全国経理教育協会が主催する簿記検定試験で、一般的には「全経簿記」「全経」と呼ばれています。

 全経簿記は主に専門学校生が受験する試験ですが、最上級である全経簿記上級を取得すると税理士試験の受験資格を得ることができます。

 そのため、税理士試験の受験資格のない方が受験資格を得るために、日商簿記1級(合格率10%前後)と同時並行で全経簿記上級(合格率20%前後)を受験するケースがよくあります。

 ちなみに、日商簿記と全経簿記の各級の難度は、試験回により多少前後しますが「日商1級>>全経上級>>>>日商2級>>全経1級>>日商3級>全経2級」ぐらいといわれています。 簿記実務検定は全国商業高等学校協会が主催する簿記検定試験で、一般的には「全商簿記」「全商」と呼ばれています。

 商業高校の生徒の学習の進捗度を測る定期テスト的な要素が強いため、受験生のほとんどは商業高校の生徒です。

 なお、一般の方も受験可能ですが、メリットが少ない(全経簿記の上級のような合格者特典がない、日商や全経と比べると知名度も低い)ため、実際に受験する方はほとんどいません。
簿記はどのような仕事に活かせますか?
 現代のビジネスマンの三種の神器は「英語」「会計」「IT」と言われていますが、簿記はこの「会計」の本丸に位置づけられるため、すべての業種・職種で活かせると言っても過言ではありません。

 日々の仕訳や帳簿記入などを実際に行う経理・事務職はもちろんのこと、営業や経営企画など、一見すると簿記とあまり関係ないような職種でも、簿記の知識や会計的思考を活かす場面はたくさんあります。

 また、簿記・会計の基本的な考え方は変わらないため、なるべく若いときに勉強しておくと何十年にも渡って仕事に活かすことができます。簿記はビジネスとの親和性が高く、非常にコスパが良い学問と言えるでしょう。
簿記の資格は就職活動や転職活動に役立ちますか?
 日商簿記3級は、就職活動や転職活動において積極的に評価されることはありません。
 ただ、簿記・会計の最低限の知識があることはアピールできるので、希望職種が経理・事務職でなければじゅうぶん役に立つと言えるでしょう。

 日商簿記2級は、就職活動や転職活動においてきちんと評価されます。
 特に経理・事務職などは応募条件が「日商簿記2級の合格者」になっていることが多いため、これらの職種を希望する場合はかなり役に立つと言えるでしょう。

 日商簿記1級は、就職活動や転職活動において大きなアドバンテージになります。
 特に銀行・証券などの金融系の業種や経理・事務などの職種を希望する場合は、ライバルに大きな差をつけることができます。これらの業種・職種を希望する場合はめちゃくちゃ役に立つと言えるでしょう。

 全商簿記は、就職活動・転職活動ではほとんど評価されませんが、大学進学時(指定校推薦の選抜時など)にはきちんと評価されます。

 全経簿記は一般的な知名度が低いため、(日商簿記と比べると)就職活動・転職活動ではあまり評価されません。
 ただ、日商簿記とあわせて取得することで「簿記の勉強をがんばっている」ことをアピールできるので、履歴書の資格欄が空いている場合は全経簿記で埋めるのもアリです。
簿記の講師になりたい場合はどうすればいいですか?
 簿記講師の求人は不定期で行われることが多いため、各企業・学校の公式サイトにアクセスして講師を募集していないか定期的にチェックしましょう。

 また、学校に通学して授業を受けている場合は、担当講師に相談してみるのもひとつの手です。採用担当者を紹介してもらえるかもしれません。

 ちなみに、私が以前に働いていた会社には、書籍制作スタッフや講師アシスタントのアルバイトからスタートして、徐々に力をつけて講師になった方もいました。
簿記の勉強をしている友達を作るにはどうすればいいですか?
 簿記検定ナビで定期的にオフ会を実施しています。
 簿記の勉強をしている人たちが集まって楽しくご飯を食べるだけですが、そこで友達になって互いに切磋琢磨して勉強している方もいらっしゃいます。興味がある方は一度ご参加ください。

 最近は、勉強系のSNSを使って友達を作るケースも多いです。
 私も「StudyPlus(スタディプラス)」という無料のスマホアプリを使って勉強時間の管理をしています。勉強時間の管理だけでなく、他の受験生と交流することもできるので、興味のある方は一度使ってみてください。
授業料の一部が国から支給される【教育訓練給付制度】ってなんですか?
 教育訓練給付制度とは、「社会人にはたくさん勉強してもらいたいので、一定の条件を満たす人が専門学校の指定講座(通学だけでなく通信もOK)を受講して勉強した場合には、その費用の一部を国がキャッシュバックしますよ」という制度です。

 社会人のスキルアップを国がバックアップしてくれるありがたい制度なので、支給要件を満たしている社会人の方は賢く利用しましょう。詳細は日商簿記検定と教育訓練給付制度ページにまとめましたので、興味のある方はご覧ください。


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