仕訳問題
難度:高・中・低
重要度:A・B
松平銀行と今川銀行に普通預金口座を開設し、それぞれの口座に ¥ 1,000,000 ずつ現金を預け入れた。なお、当社では複数の金融機関において預金口座を開設する予定があるため、口座ごとに勘定を設定することにした。
勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。 | |||
---|---|---|---|
現金 | 当座預金朝比奈銀行 | 当座預金井伊銀行 | 普通預金松平銀行 |
普通預金今川銀行 | 貸付金 | 未収入金 | 借入金 |
当座借越 | 未払金 | 資本金 | 支払手数料 |
解答仕訳
借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 | ||
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普通預金松平銀行 普通預金今川銀行 |
1,000,000 1,000,000 |
現金 | 2,000,000 | ※1 |
※1 1,000,000円+1,000,000円=2,000,000円(貸借差額)
解説
預金取引(複数口座に預け入れ)に関する問題です。
本問は、現金を普通預金口座に預け入れているので、現金の減少および普通預金の増加として処理します。
ただし、問題文に「当社では複数の金融機関において預金口座を開設する予定があるため、口座ごとに勘定を設定することにした」とあるので、普通預金ではなく普通預金●●銀行という勘定で処理しましょう。

当座預金や定期預金も口座ごとに勘定を設定するケースがあります。いずれも▲▲預金●●銀行という形になります。
なお、複数口座間の預金取引に関する仕訳は、預金取引(複数口座間の移動)でも出題しています。本問とあわせてご確認ください。
Q&A
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