簿記2級 重要仕訳TOP100 株主資本の計数変動

仕訳問題

難度:高・中・

重要度:A・B

 株主総会の決議により、その他資本剰余金 ¥ 500,000 および繰越利益剰余金 ¥ 300,000 を減少して各準備金に組み入れた。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 普通預金 資本金
資本準備金 その他資本剰余金 利益準備金 繰越利益剰余金
配当平均積立金 修繕積立金 新築積立金 別途積立金

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
その他資本剰余金
繰越利益剰余金
500,000
300,000
資本準備金
利益準備金
500,000
300,000

解説

 株主資本の計数変動に関する問題です。

 簿記2級で学習する株主資本は以下のとおりです。

  • ①資本金
  • ②資本剰余金(③資本準備金、④その他資本剰余金)
  • ⑤利益剰余金(⑥利益準備金、⑦任意積立金、⑧繰越利益剰余金)

 資本金と資本剰余金(①⇔②)、資本剰余金内(③⇔④)、利益剰余金内(⑥⇔⑦、⑥⇔⑧、⑦⇔⑧)、利益剰余金から資本金(⑤→①)のケースにおいては、株主総会の決議により各勘定を振り替えることができます。

 また、繰越利益剰余金がマイナス(借方残高)の場合にかぎり、株主総会の決議により資本金・資本剰余金を繰越利益剰余金に振り替えることができます(①→⑧、②→⑧)。

 本問では「④→③」「⑧→⑥」の処理が問われているので、その他資本剰余金は同じグループの資本準備金に、繰越利益剰余金も同じグループの利益準備金に振り替えます。

管理人

株主資本の計数変動は、上に示した①~⑧の分類を頭に入れておきましょう。株主総会の決議要件や債権者保護手続きなどの細かい知識を覚える必要はありません。

なお、資本剰余金を繰越利益剰余金に振り替える仕訳(②→⑧のケース)は、欠損てん補で出題しています。本問とあわせてご確認ください。



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