簿記2級 重要仕訳TOP100 ファイナンス・リース取引(契約時の処理①)

仕訳問題

難度:高・中・

重要度:A・B

 当期首において、下記の条件でリース会社と備品のリース契約を締結した。このリース取引はファイナンス・リース取引に該当するため、利子抜き法により処理することにした。

  • リース期間:5年
  • リース料:年額 ¥ 200,000(毎年3月末日払い)
  • リース資産:見積現金購入価額 ¥ 900,000
勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 普通預金 前払利息
リース資産 リース債務 減価償却累計額 受取利息
支払手数料 支払リース料 減価償却費 支払利息

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
リース資産 900,000 リース債務 900,000

解説

 ファイナンス・リース取引(契約時の処理①)に関する問題です。

 ファイナンス・リース取引の処理方法は「利子抜き法」と「利子込み法」の2つがありますが、大きな違いはリース資産・リース債務の計上額です。

  • 利子抜き法の計上額:見積現金購入価額など
  • 利子込み法の計上額:リース料総額

 本問は、問題文に「利子抜き法により処理する」とあるので、見積現金購入価額(900,000円)をもってリース資産・リース債務を計上します。

解答:利子抜き法によるリース契約時の仕訳
(借)リース資産 900,000
 (貸)リース債務 900,000

参考:利子込み法による場合の仕訳

 利子込み法による場合は、リース料総額をもってリース資産・リース債務を計上します。参考までに仕訳をご確認ください。

リース料総額=@200,000円×5年=1,000,000円

参考:利子込み法によるリース契約時の仕訳
(借)リース資産 1,000,000
 (貸)リース債務 1,000,000
管理人

リース取引は、簿記2級の頻出論点のひとつです。契約時・リース料支払時・決算時の仕訳を完ぺきに押さえておきましょう。

また、ファイナンス・リース取引の決算日の仕訳は、ファイナンス・リース取引(決算処理①)ファイナンス・リース取引(決算処理②)で出題しています。本問とあわせてご確認ください。



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