簿記2級 重要仕訳TOP100 仕入取引(消費税)

仕訳問題

難度:高・中・

重要度:A・B

 商品 ¥ 400,000 と研究開発のために使用する機械装置 ¥ 600,000 を月末払いの条件で購入した。これらに対する消費税の税率は10%であり、取引は税込方式により記帳する。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 売掛金 前払金 仮払消費税
機械装置 買掛金 未払金 仮受消費税
売上 仕入 租税公課 研究開発費

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
仕入
研究開発費
440,000
660,000
※1
※2
買掛金
未払金
440,000
660,000

※1 400,000円+40,000円=440,000円

※2 600,000円+60,000円=660,000円

解説

 仕入取引(消費税)に関する問題です。

 本問は、取引を【商品の購入に関する取引】と【研究開発用の機械装置の購入に関する取引】に分けて考えましょう。

 商品400,000円を月末払いの条件で購入しているので、仕入買掛金で処理します。

 また、問題文に「消費税の税率は10%であり、取引は税込方式により記帳する」とあるので、消費税分40,000円(=400,000円×10%)は仕入に含めて処理します。

解答①(商品の購入に関する仕訳)
(借)仕入 440,000
 (貸)買掛金 440,000

 研究開発目的で支出したコストは全て研究開発費で処理します。例えば、研究開発部門の人件費や実験で使う材料費や器具、消耗品なども全て研究開発費になります。

 本問は、問題文に「研究開発のために使用する機械装置 ¥ 600,000 」とあるので、全額を研究開発費で処理します。うっかり機械装置で処理しないように気をつけましょう。

 また、消費税分60,000円(=600,000円×10%)は研究開発費に含めて処理します。

解答②(研究開発用の機械装置の購入に関する仕訳)
(借)研究開発費 660,000
 (貸)未払金 660,000

 以上、①②の仕訳をまとめると解答仕訳になります。

参考:税抜方式による場合の仕訳

 税抜方式による場合の仕訳も確認しておきましょう。消費税分については仕入・研究開発費に含めずに仮払消費税で処理します。

仮払消費税=(400,000円+600,000円)×10%=100,000円

参考:税抜方式による場合の仕訳
(借)仕入 400,000
(借)研究開発費 600,000
(借)仮払消費税 100,000
 (貸)買掛金 440,000
 (貸)未払金 660,000
管理人

消費税は簿記2級の頻出論点のひとつです。税抜方式・税込方式のどちらが出題されても対応できるように、万全の対策をしておきましょう。



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