第156回日商簿記検定3級・仕訳類題3(手形借入金)

仕訳問題(類題)

重要度:★★☆ 難度:★☆☆

 朝倉銀行から ¥ 3,000,000 を借り入れるさいに同額の約束手形を振り出し、手形額面の2%分の利息が差し引かれた残額が普通預金口座に振り込まれた。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 普通預金 受取手形
手形貸付金 支払手形 未払金 手形借入金
受取手数料 受取利息 支払手数料 支払利息

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
普通預金
支払利息
2,940,000
60,000
※2
※1
手形借入金 3,000,000

※1 3,000,000円×2%=60,000円

※2 3,000,000円-60,000円=2,940,000円(貸借差額)

解説

 手形借入金に関する問題です。

 問題文の「朝倉銀行から ¥ 3,000,000 を借り入れるさいに同額の約束手形を振り出し」から、借り入れにあたって借用証書の代わりに約束手形を振り出したことが分かります。

 このような場合は、通常の借入金と区別するために手形借入金で処理します。仕訳の基本的な考え方や処理方法は借入金と同じです。

  • 借用証書による借り入れ:借入金で処理
  • 約束手形による借り入れ:手形借入金で処理

 また、問題文の「手形額面の2%分の利息が差し引かれた残額が普通預金口座に振り込まれた」から、借入時に利息を支払ったことが分かるので、利息の金額を計算して支払利息で処理しましょう。

利息:3,000,000円×2%=60,000円

 手形借入金に関する問題は、第107回の問3第119回の問3第139回の問1第152回の問2でも出題されています。あわせてご確認ください。

管理人

借入金にかかる利息は「借入時に支払う場合(本問)」だけでなく「返済時に支払う場合」もあります。問題の指示に従って解答しましょう。



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