第156回日商簿記検定3級・仕訳類題1(固定資産の修繕)

仕訳問題(類題)

重要度:★★★ 難度:★☆☆

 店舗として使用している建物の改良・修繕を行い、代金 ¥ 1,000,000 を現金で支払った。支払額のうち、¥ 800,000 は建物自体の価値を高める資本的支出であり、残額は建物の機能維持のための収益的支出である。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 普通預金 未収入金
前払金 仮払金 立替金 建物
未払金 預り金 修繕費 固定資産売却損

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
建物
修繕費
800,000
200,000

※1
現金 1,000,000

※1 1,000,000円-800,000円=200,000円(貸借差額)

解説

 固定資産の修繕に関する問題です。

 現金で支払った1,000,000円のうち、建物の価値を高める資本的支出は建物の増加として処理し、機能維持のための収益的支出は修繕費で費用処理します。

  • 資本的支出:耐用年数を延長させたり、その価値を高めるような支出 → 固定資産の増加として処理
  • 収益的支出:定期修繕など固定資産の諸機能を維持するための支出 → 修繕費で費用処理

 固定資産の修繕に関する問題は、第139回の問3第150回の問4でも出題されています。あわせてご確認ください。

管理人

資本的支出と収益的支出をきちんと区別して処理しましょう。



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