第153回日商簿記検定3級・仕訳類題1(貯蔵品)

仕訳問題(類題)

重要度:★★☆ 難度:★☆☆

 収入印紙( @¥ 200 )を200枚、ハガキ( @¥ 63 )を100枚購入し、いずれも費用として処理していたが、決算日に収入印紙30枚とハガキ50枚が未使用であることが判明したため、これらを貯蔵品に振り替えることにした。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 普通預金 前払金
仮払法人税等 貯蔵品 未払法人税等 通信費
租税公課 消耗品費 法定福利費 法人税等

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
貯蔵品 9,150 ※3 租税公課
通信費
6,000
3,150
※1
※2

※1 @200円×30枚=6,000円

※2 @63円×50枚=3,150円

※3 6,000円+3,150円=9,150円(貸借差額)

解説

 貯蔵品(決算処理)に関する問題です。

 収入印紙を購入した場合は、購入代金の全額を租税公課で処理します。また、郵便切手やハガキを購入した場合は、購入代金の全額を通信費で処理します。

 本問は、問題文に「収入印紙( @¥ 200 )を200枚、ハガキ( @¥ 63 )を100枚購入し、いずれも費用として処理していた」とあるので、まず購入時の仕訳をイメージしてみましょう。

租税公課=@200円×200枚=40,000円

通信費=@63円×100枚=6,300円

参考:購入時の仕訳
(借)租税公課 40,000
(借)通信費 6,300
 (貸)現金など 46,300

 上記の仕訳を踏まえたうえで、問題文に「決算日に収入印紙30枚とハガキ50枚が未使用であることが判明した」とあるので、未使用分を租税公課および通信費から貯蔵品に振り替えます。

租税公課=@200円×30枚=6,000円

通信費=@63円×50枚=3,150円

解答:決算整理仕訳
(借)貯蔵品 9,150
 (貸)租税公課 6,000
 (貸)通信費 3,150

 なお、期末において未使用分を貯蔵品に振り替えた場合、翌年度の期首において再振替仕訳(決算整理仕訳の逆仕訳)を行います。参考までに仕訳をご確認ください。

参考:翌年度の再振替仕訳
(借)租税公課 6,000
(借)通信費 3,150
 (貸)貯蔵品 9,150

 貯蔵品に関する問題は、現時点では本問のみです。

管理人

貯蔵品に関する処理は、購入時の仕訳・決算整理仕訳(本問)・再振替仕訳の3つをセットで押さえておきましょう。



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