第152回日商簿記検定3級・仕訳類題2(手形借入金)

仕訳問題(類題)

重要度:★★☆ 難度:★☆☆

 かねて手形を振り出して借り入れていた ¥ 2,000,000 の返済期日を迎えたため、返済時に支払うことになっていた利息 ¥ 80,000 とともに小切手を振り出して支払った。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 普通預金 受取手形
手形貸付金 支払手形 未払金 手形借入金
受取手数料 受取利息 支払手数料 支払利息

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
手形借入金
支払利息
2,000,000
80,000
当座預金 2,080,000 ※1

※1 2,000,000円+80,000円=2,080,000円(貸借差額)

解説

 手形借入金に関する問題です。

 問題文の「かねて手形を振り出して借り入れていた ¥ 2,000,000 」から、借り入れにあたって借用証書の代わりに約束手形を振り出したことが分かります。

 このような場合は、通常の借入金と区別するために手形借入金で処理します。仕訳の基本的な考え方や処理方法は借入金と同じです。

  • 借用証書による借り入れ:借入金で処理
  • 約束手形による借り入れ:手形借入金で処理
参考:借入時の仕訳
(借)現金など 2,000,000
 (貸)手形借入金 2,000,000

 上記の仕訳を踏まえたうえで、問題文に「返済時に支払うことになっていた利息 ¥ 80,000 とともに小切手を振り出して支払った」とあるので、元本分(2,000,000円)を手形借入金の減少として処理するとともに、利息分(80,000円)を支払利息で処理します。

解答:返済時の仕訳
(借)手形借入金 2,000,000
(借)支払利息 80,000
 (貸)当座預金 2,080,000

 手形借入金に関する問題は、第107回の問3第119回の問3第139回の問1第156回の問3でも出題されています。あわせてご確認ください。

管理人

手形借入金にかかる利息は「返済時に支払う場合(本問)」だけでなく「借入時に支払う場合」もあります。問題の指示に従って解答しましょう。



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