仕訳問題(類題)
重要度:★★★ 難度:★★☆
過年度に納付した法人税に関して、税務当局から納付額のうち ¥ 300,000 が還付される旨の連絡を受けたので、収益の計上を行った。
勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。 | |||
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現金 | 普通預金 | 売掛金 | 仮払法人税等 |
未収還付法人税等 | 買掛金 | 未払法人税等 | 還付法人税等 |
法人税、住民税及び事業税 | 追徴法人税等 | 法人税等調整額 | 損益 |
解答仕訳
借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 | ||
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未収還付法人税等 | 300,000 | 還付法人税等 | 300,000 |
解説
法人税等に関する問題です。
本問のように、法人税等の還付を受けた場合(=お金が戻ってくる場合)は、貸方に還付法人税等を計上します。なお、借方に計上する未収債権は、未収還付法人税等で処理します。
(借)未収還付法人税等 ×××
(貸)還付法人税等 ×××
(貸)還付法人税等 ×××
逆に、法人税等の追徴を命じられた場合(=お金が出て行く場合)は、借方に追徴法人税等を計上します。なお、貸方に計上する未払い債務は、未払法人税等で処理します。
(借)追徴法人税等 ×××
(貸)未払法人税等 ×××
(貸)未払法人税等 ×××
法人税等に関する問題は、第102回の問2や第107回の問2、第112回の問3、第113回の問3、第119回の問4、第122回の問5、第127回の問5、第136回の問2でも出題されています。あわせてご確認ください。
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