仕訳問題(類題)
重要度:★★☆ 難度:★☆☆
南雲航空株式会社は、決算(年1回決算)にあたり、1機当たり取得原価 ¥ 5,000,000 の航空機6機について生産高比例法により減価償却を行った。なお、残存価額は取得原価の10%、航空機1機当たり総飛行可能時間は60,000時間、当期の平均飛行時間は6,000時間であり、直接法により会計処理をする。
勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。 | |||
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現金 | 当座預金 | 売掛金 | 備品 |
航空機 | 建物 | 買掛金 | 備品減価償却累計額 |
未払消費税 | 雑収入 | 租税公課 | 減価償却費 |
解答仕訳
借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 | ||
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減価償却費 | 2,700,000 | ※1 | 航空機 | 2,700,000 |
※1 (5,000,000円×0.9×6,000時間/60,000時間)×6機=2,700,000円
解説
固定資産の減価償却に関する問題です。本問は生産高比例法により減価償却を行っているので、利用度に応じた減価償却費を計上します。
取得原価5,000,000円×0.9×6,000時間/60,000時間=450,000円×6機=2,700,000円
固定資産の減価償却に関する問題は、第116回の問1や第130回の問3、第140回の問5でも出題されていますが、いずれも簡単な問題です。
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