【電卓の選び方】電卓選びのコツ
このページでは電卓を選ぶ際のコツをご紹介しますが、管理人の独断と偏見に基づいた「コツ」であることを頭に入れてご覧いただければ幸いです。
電卓のサイズは大きすぎず、小さすぎずが良い
まずは電卓の「サイズ」についてですが、極端に大きいものや小さいものはおすすめ出来ません。大きすぎると問題用紙をめくったり解答用紙に記入する際に邪魔になりますし、小さすぎるのはキーが押しにくいですし入力ミスを誘発する原因になります。ご自身の手のサイズにあった適度なサイズの電卓を選ぶようにしてください。
最低でも10桁以上表示されるものが良い
次は電卓の「表示」に関してですが、最低でも10桁以上、個人的には12桁のものがベストだと思います。たまに8桁までしか表示されない電卓を使っている方がいらっしゃいますが、億の数字が出てきたらどうするつもりなのか心配になりま…なりま…せんが、皆さんは最低でも10桁以上表示される電卓を選ぶようにしてください。
Yahoo!知恵袋などで20桁の電卓を勧めている方がいらっしゃいましたが、20桁とか絶対に必要ありませんし、むしろ見にくい・使いにくいだけですのあまりおすすめ出来ません。なんでもバランスが大事だと思います。
早打ち機能(キーロールオーバー)付きのものが良い
「入力」に関しては早打ち機能(キーロールオーバー)が付いているものを選んでください。早打ち機能とは、先に押したキーから指が離れる前に、次のキーを押しても入力を受け付けるという機能のことをいいます。
- ①を押した状態で②を押して、その後に①を離すと「12」と表示される→キーロールオーバー(早打ち機能)が実装されている
- ①を押した状態で②を押して、その後に①を離しても「12」と表示されない→キーロールオーバー(早打ち機能)が実装されていない
2つのキー入力が可能なものを「2キーロールオーバー」、3つのキー入力が可能なものを「3キーロールオーバー」と呼びます。簿記の勉強に使う場合は2キーロールオーバーの電卓でじゅうぶんです。
最近の電卓にはほぼ標準装備されている早打ち機能ですが、値段の安い電卓には稀にこの機能が付いていない場合がありますのでご注意ください。早打ち機能が付いていない電卓をメイン電卓として使うのはやめましょう(予備電卓ならOKです)
サイレント機能付きのものが良い
「入力」に関してもうひとつ、サイレント機能が付いているものをおすすめします。サイレント機能とは、キー入力の際に発生するカタカタカタカタという打鍵音を抑える機能です。
別にこの機能がなくても使用上の問題はありませんが、専門学校の自習室や図書館など静かな場所で電卓を使用する場合には、周りの方への配慮のためにサイレント機能があったほうがいいと思います。
たまに、ものすごい爆音でキー入力をしている方がいらっしゃいますが、周りから冷たい視線を浴びるだけなのでやめてください。どうしても大きい音が出てしまうという方は、電卓の下にハンドタオルなどを敷くと良いと思います。
「00」キーもしくは「000」キーが付いているものが良い
「00」キーもしくは「000」キーが付いていると、数字の入力が楽になります。電卓の中には「億」「万」「千」キーが付いているものもありますが、個人的には「00」のほうが使い勝手がいいような気がします。ここら辺は各自の好みの問題になりますが、とにかくキー入力を補助してくれる機能は便利です。
とりあえず、以上の5点に気をつけていただければ問題ないと思います。他にも「太陽電池で動く電卓」であったり「なるべく安定感のある重たい電卓」などもありますが、上記の5点ほど重要ではないので参考程度とさせていただきます。
次のページでは管理人がおすすめする電卓をご紹介させていただきます。
簿記電卓の選び方講座
簿記電卓の使い方講座