第151回日商簿記3級 予想問題「簿記ナビ模試」第2問(勘定記入)の解説

第2問 前受と未収が混在する変則パターンの問題。資料から仕訳を推定しましょう!

 経過勘定(前受・未収)を絡めた勘定記入に関する問題です。

 問題資料から、再振替仕訳(4月1日)・期中仕訳(5月31日)・決算整理仕訳&決算振替仕訳(3月31日)が行われていることが分かるので、解答するさいは期首の再振替仕訳から順を追って取引内容を考えましょう。

簿記ナビ模試3級の「各問題の難度」と「解答時間の目安」
準備 第1問 第2問 第3問 第4問 第5問 見直し
普通 普通 難しい 普通 普通
5分 15分 10分 45分 15分 20分 10分

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第2問(勘定記入)の解説

第2問の問題資料

4月1日の仕訳(再振替仕訳)

 問題資料を確認すると、期首(4月1日)に前受地代と受取地代が動いていることがわかります。

 これは前期末に受取地代から振り替えた前受地代120,000円を、期首の再振替仕訳で再び受取地代に振り替えていることを意味します。

参考・収益の繰延べに関する仕訳(前期末)
(借)受取地代 120,000
 (貸)前受地代 120,000
4月1日の仕訳(再振替仕訳)
(借)前受地代 120,000
 (貸)受取地代 120,000

 上記の仕訳の結果、①に「前受地代」、⑦に「120,000」、③に「受取地代」が入ることが判明します。

5月31日の仕訳(期中仕訳)

 受取地代勘定の「5/31 現金 360,000」から、5月31日に地代として360,000円の現金を受け取っていることが分かります。

5月31日の仕訳(地代の受け取りに関する仕訳)
(借)現金 360,000
 (貸)受取地代 360,000

3月31日の仕訳(決算整理仕訳・決算振替仕訳)

 問題資料を確認すると、期末(3月31日)に未収地代と受取地代、損益が動いていることが分かります。

 これは地代の240,000円を(決算整理仕訳で)未収計上したうえで、受取地代勘定の貸借差額を(決算振替仕訳で)損益勘定に振り替えていることを意味します。

3月31日の仕訳1(決算整理仕訳)
(借)未収地代 240,000
 (貸)受取地代 240,000

 上記の仕訳の結果、②に「未収地代」、⑧に「240,000」、⑤に「受取地代」が入ることが判明します。

3月31日の仕訳2(決算振替仕訳)
(借)受取地代 720,000
 (貸)損益 720,000

 上記の仕訳の結果、⑨と⑩に「720,000」が入ることが判明します。

 最後に④と⑥が残りましたが、前期から繰り越されてきた前受地代の④には「前期繰越」が入り、次期に繰り越される未収地代の⑥には「次期繰越」が入ります。

第2問の完成形

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