簿記の効率のいい勉強方法のご紹介

基礎期と直前期の勉強の仕方について

基礎期

少しでも速く、正確に「仕訳」を切れるように練習する

 簿記3級や簿記2級に関しては、第1問の仕訳問題はもちろんのこと、第2問以降の総合問題についても仕訳の処理スピードが肝になりますし、「仕訳を制するものは簿記を制する」と言われるぐらい仕訳は重要ですので、簿記検定ナビで無料配布している仕訳問題対策や市販の仕訳問題集などを使って、徹底的に反復練習するようにしてください。

間違いノート(まとめノート)を作る

 間違いノートとは、間違えやすい論点や何度もケアレスミスをしてしまう論点をまとめた自作教材です。税理士受験生や会計士受験生では当たり前の間違いノートですが、簿記検定受験生の方で作っている方は少数だと思います。

 間違いノートを作って何回も読み込んでいくと、自然にその論点特有の引っかけポイントが頭の中に入っていきます。そうすると、問題文を読んだときに「あっ、問題作成者はこれを引っかけようとしているな」と気付くことが出来るようになり、これを論点ごとに繰り返していくだけで簿記の点数は飛躍的に上がっていくはずです。

 なお、間違いノートを読み込む際は、無理して覚えようとする必要はありません。細切れの時間などを有効活用して何度も何度も目を通すように心がけてください。

苦手な論点をまとめて、何度も繰り返し解く

 日商簿記検定試験に短期間で合格するためには、得意な論点をいくつも作るのではなく、苦手な論点を作らないことが重要です。では、どうすれば苦手な論点を克服できるのでしょうか?

 その答えは、まとめ解きです。管理人は帳簿組織が苦手で、いつもひどい点数を取っていたのですが、3日間くらいひたすら帳簿組織の問題を解きまくった結果、一気に点数が伸びて苦手意識が無くなりました。

 つまり、ひとつの論点だけを集中的に取り組むことで、いつも中途半端に終わっていた理解を確実なものにすることが出来るのです。中途半端な知識は時間が経つにつれて忘れてしまいますが、一度きちんと理解した論点は忘れないですよね。

 苦手な論点があって点数がなかなか伸びない・・・という方には特にこのまとめ解きをおすすめします。この作業を苦手論点がなくなるまで繰り返してください。

勉強する時間について

 人間の脳は起床後、3~4時間くらい経った頃が一番活発になると言われていますので、その頃に合わせて計算問題を解くのが効率的でいいと思います。

 また人間は寝ているときに、日中に覚えた情報(特に寝る直前に覚えた情報)を記憶する作業を行いますので、就寝直前に暗記作業をすると記憶の定着率が上がると言われています。

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直前期

様々な論点をバランスよく解く

 通常期で苦手な論点を克服していることが前提ですが、直前期は様々な論点をバランスよく解いてください。間違えた問題はテキストに戻って処理の方法を再確認しますが、その時に類似論点についても目を通しておくと知識の漏れがなくなっていいと思います。

 例えば、期末棚卸資産の評価方法に【売価還元平均原価法】がありますが、この論点を間違えてしまってテキストで確認する場合には、同時に【売価還元低価法】の評価方法も軽く復習するといった感じです。

下書き用紙を分析する

 総合問題を解く際には必ず下書きを書く事になりますが、なんとなく下書きを書くのではなく「無駄な下書きをしていないか?」「帳簿組織や本支店会計、試算表作成問題など下書きを定型化できるものについて、きちんと定型化できているかどうか?」というチェックを毎回忘れずに行ってください。また、下書き用紙については捨てずに解答用紙に挟んでおき、前回のものと比べられるようにしておいてください。

 下書きの書き方がよく分からないという方は、簿記が得意な方に下書きを見せてもらったり、過去問分析のページにアップしている管理人の下書きなどを参考にしてください。下書きの分量は少なければ少ないほどいい(時間の短縮&ケアレスミスの防止)ので、いろいろと工夫するようにしてください。

過去問や予想問題を解く際は、必ず時間をはかる

 過去問を解く際には「必ず時間を計ってやること」「本試験と同じ制限時間内で解答すること」の以上2点に気をつけてください。計測したタイムは解答用紙に記入しておき、回数を重ねるごとに短縮できているかチェックするようにします。また、制限時間内に解き終えてしまった場合でも、制限時間いっぱいまで見直しをするようにしてください。

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試験日当日・試験日前日

詳細は【試験日前日・当日マニュアル】ページで。



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