原価計算初級に関するQ&A

 このページは、2018年4月から始まった原価計算初級に関するQ&Aページです。興味のある質問をクリックまたはタップすると、ページ下部の回答部分に移動します。

  1. 原価計算初級とはどのような試験ですか?
  2. 原価計算初級を受験する必要はありますか?
  3. 原価計算初級の受験料はいくらですか?
  4. 原価計算初級はどこで受験することができますか?試験日は決まっていますか?
  5. 原価計算初級を受験するためにはどのように申し込めばいいですか?
  6. 原価計算初級の試験時間は何分ですか?合格点は何点ですか?
  7. 試験当日に必要な持ち物はなんですか?
  8. 原価計算初級の試験の流れはどんな感じですか?
  9. 試験問題は周りの人と同じですか?
  10. 自分のパソコンを持ち込んで受験することはできますか?
  11. パソコンの操作に不安があります。事前に練習することはできますか?
  12. 原価計算初級の合否の発表はいつ、どのような形で行われますか?
  13. 合格した場合、その場で合格証がもらえますか?
原価計算初級とはどのような試験ですか?
 原価計算初級は、原価計算の基本用語や原価と利益の関係を分析・理解し、業務に活用することができるかを問う、工業簿記の入門的な位置づけの試験です。

 3級・2級・1級と違って試験日が決まっていないため、個人個人の学習進捗状況に合わせて随時、受験できるのが一番の特徴です。

 また、試験形式も3級・2級・1級のような筆記試験ではなく、パソコンを使ったインターネット形式の試験になります(※PCの持ち込みは不可)。
原価計算初級を受験する必要はありますか?
 自己啓発目的であれば、物は試しに1回受験してみるのも面白いと思います。ただ、大学進学・就職・転職目的で簿記の勉強を始めようと考えているのであれば、正直、原価計算初級を受験する必要性は乏しいです。

 その理由は、合格しても大学の推薦や採用の現場ではほとんど評価されないからです。簿記3級でも「いちおう簿記の資格持ってるのね」程度の評価しかされないのが実情なので、それよりも知名度・難度の低い原価計算初級は…という感じです(※簿記2級以上はきちんと評価されます)。

 ただ、簿記3級以上の筆記試験は年3回(6月・11月・2月)しか実施されないので、6月試験の直後など、タイミングによっては次の試験がかなり先になってしまうこともあります。

 そんな時に、とりあえず簿記初級や原価計算初級に合格しておいて、採用面接で「現在、次の試験に向けて簿記3級の勉強をしています」とアピールする戦略はアリだと思います。
原価計算初級の受験料はいくらですか?
 受験料は2,160円(税込)です。支払方法は「事前に銀行振込」や「試験当日に会場で現金払い」など試験会場によって異なります。
原価計算初級はどこで受験することができますか?試験日は決まっていますか?
 全国各地の試験会場(商工会議所ネット試験会場)で受験することができます(※自宅では受験できません)。

 また、試験日は特に決まっていません。試験会場となる全国各地の「商工会議所ネット試験施行機関」が、それぞれ独自に決める形になっています。

 なお、毎月第3金曜日が「商工会議所ネット試験統一試験日」と定められていますが、この日に必ず受験できるわけではないのでご注意ください。
原価計算初級を受験するためにはどのように申し込めばいいですか?
 まず、「商工会議所ネット試験施行機関」で原価計算初級を受験できる会場を探しましょう。

 申込方法や申込受付期間、受験料の支払方法は試験会場によって異なるので、事前にきちんと確認したうえで、受験を希望する試験会場に直接申し込みましょう。
原価計算初級の試験時間は何分ですか?合格点は何点ですか?
 試験時間は40分で、合格点は70点(100点満点)です。
試験当日に必要な持ち物はなんですか?
 必要な持ち物は「受験料2,160円」「氏名・生年月日・顔写真付きの身分証明書」「電卓」の3点です。筆記用具は使えないので、持っていく必要はありません。また、パソコンの画面内に残り時間が表示されるので腕時計も不要です。
原価計算初級の試験の流れはどんな感じですか?
 まず始めに、試験監督から試験の注意事項・パソコンの使い方などの説明があります。その後、各自のパソコンのデスクトップに用意されている「商工会議所 ネット試験システム」というソフトをダブルクリックし、システムを立ち上げます。

 試験番号と認証パスワードを入力し、名前や住所、電話番号などの個人情報を入力した後、各自のタイミングで試験を始めます。なお、各自の解答残り時間はパソコン内で常時表示される仕組みになっています。

 第1問(44点満点)では語句選択問題13問と仕訳問題1問が、第2問(24点満点)ではCVP分析や予算実績差異分析などの計算問題が、第3問(32点満点)では製品別の期間損益計算問題が出題されます。

 制限時間内に全ての問題を解き終えた場合、試験終了ボタンを押すとその場で各問題の点数と結果(合格・不合格)が表示されます。なお、不正解の箇所や正しい答えなどは表示されません。

 印刷ボタンを押してシステムを終了すると、試験監督が印刷された紙を持ってきてくれます。試験はこれで終了なので、終わった人から帰ることができます。

 なお、合格証明書(カード形式)は、後日、試験開始前に記載した住所宛に送られてくる仕組みになっています。
試験問題は周りの人と同じですか?
 試験問題はいろんなパターンが用意されていて、それらがランダムに出題される形になっています。よって、周りの人とは違う問題を解くことになります。
自分のパソコンを持ち込んで受験することはできますか?
 パソコンの持ち込みは認められていません。試験会場に用意されているノートパソコンで受験する形になります。
パソコンの操作に不安があります。事前に練習することはできますか?
 パソコンの操作に不安がある場合は、試験開始前に試験監督にその旨を伝えておきましょう。なお、試験の途中で操作方法が分からなかったり、パソコンがフリーズしてしまった場合は、手を挙げればすぐに試験監督が対処してくれます。過度に心配する必要はありません。

 なお、日本商工会議所の「ネット試験(操作体験版)」というページにて、サンプル問題を使った操作体験版の無料配布が行われています。操作に不安がある方は、お手持ちのパソコンを使って事前に練習しておくことをおすすめします。
原価計算初級の合否の発表はいつ、どのような形で行われますか?
 上述のとおり、原価計算初級は試験終了後すぐに、その場で合否が通知されます。3級・2級・1級のように何日も合格発表を待つ必要はありません。
合格した場合、その場で合格証がもらえますか?
 合格証は後日郵送という形になるため、試験会場ではもらえません。試験日から1か月以内に、受験時にパソコンに入力した住所宛てに普通郵便で送られてきます。

 なお、3級・2級・1級の合格証が賞状(紙)なのに対して、原価計算初級の合格証はプラスチックのカード形式になっています。

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