日商簿記に関するQ&A

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  1. 日商簿記の正式名称はなんですか?履歴書にはなんと書けばよいですか?
  2. 試験日は毎年決まっていますか?
  3. 1年に何回挑戦できますか?下位級から順に受験しなければいけませんか?
  4. 1級と2級と3級を一気に受験することはできますか?
  5. 試験はどこで受験できますか?
  6. 試験の申込期間はいつからいつまでですか?
  7. 試験の申込方法は何種類ありますか?
  8. 試験の合格発表日(結果発表日)はいつですか?
  9. 試験の採点結果は教えてもらえますか?
  10. 試験で使用できる筆記用具は決まっていますか?
  11. 試験で使用できる電卓は決まっていますか?
  12. 金額にカンマ(コンマ)を付けないと不正解になりますか?
  13. 貸借対照表の「貸倒引当金」や「減価償却累計額」の金額の前に△マークを付ける必要はありますか?
  14. 試験では仕訳などの下書きを書くための用紙(下書き用紙)は配られますか?
  15. 問題用紙・答案用紙・下書き用紙を持ち帰ることはできますか?
  16. 過去問はネット上で公開されていますか?
  17. 試験中にトイレにいくことはできますか?
  18. 試験を受ける際に身分証明書を持っていく必要はありますか?
  19. 試験で何点取れれば合格できますか?
  20. 試験の合格率はだいたいどれくらいですか?
  21. 簿記の合格証書を失くしてしまいました。再発行してもらえますか?
  22. 試験の解答速報はどこで調べればよいですか?
日商簿記の正式名称はなんですか?履歴書にはなんと書けばよいですか?
 正式名称は「日本商工会議所及び各地商工会議所主催簿記検定試験」です。

 ただ、履歴書に「第▲▲▲回 日本商工会議所及び各地商工会議所主催簿記検定試験 ●級合格」と書くのは長すぎますし、必ずしも正式名称を書かなければいけないというわけではないので、「第▲▲▲回 日商簿記検定試験 ●級合格」と一部省略して書きましょう。
試験日は毎年決まっていますか?
 簿記2級・3級の試験日は6月の第2日曜日、11月の第3日曜日、2月の第4日曜日の年3回です。ただし、簿記1級のみ6月・11月の年2回になります(2月には実施されません。)。

 なお、簿記初級に関しては試験日は決まっていません。試験会場となる全国各地の「商工会議所ネット試験施行機関」が、それぞれ独自に試験日を決める形になっています。
1年に何回挑戦できますか?下位級から順に受験しなければいけませんか?
 受験回数に特に制約はないので簿記2級~3級であれば年3回、簿記1級は年2回挑戦することが出来ます。

 また、日商簿記にはFPのような「下位級から順に受験しなければならない」という制約はないので、いきなり上位級を受験することも可能です。管理人も簿記3級を飛ばして簿記2級から受験しました。
簿記1級と2級と3級を一気に受験することはできますか?
 簿記3級と簿記1級は午前中に、簿記2級は午後に行われるので、午前と午後の組み合わせは可能です。

 よって【簿記1級&2級】や【簿記2級&3級】の同時受験は可能ですが、試験時間がかぶってしまう【簿記1級&3級】や【簿記1級&2級&3級】の同時受験は不可能です。
試験はどこで受験できますか?
 商工会議所の検定試験は、全国各地で統一の基準で施行されているので、住所や勤務地に関わらず全国どこでも受験可能です。

 なお、受験地によって合格発表日が1か月以上違うことがあるので、場所だけでなく合格発表日も考慮して受験する商工会議所を選ぶことをおすすめします(合格発表日は各商工会議所に直接問い合わせれば教えてくれます)。

 なお、全国の各商工会議所の情報は、地域別・申し込み期間情報ページに都道府県別にまとめましたので、興味のある方はご覧ください。
試験の申込期間はいつからいつまでですか?
 試験の申込期間は、商工会議所によって異なります。わずか1日だけのところもあれば、何か月も受け付けてくれるところもあります。おおまかな目安としては、試験の2か月前から1か月前までです。

 なお、全国の各商工会議所の申込期間を、地域別・申し込み期間情報ページに都道府県別にまとめましたので、興味のある方はご覧ください。
試験の申込方法は何種類ありますか?
 試験の申込方法は「窓口申込」「郵送申込」「ネット申込」「書店申込」等がありますが、こちらも申込期間と同様に商工会議所によって異なります。

 なお、都市部の商工会議所ほど「ネット申込」の利用率が高く、逆に、過疎地の商工会議所は「窓口申込」のみというところが多いです。
試験の合格発表日(結果発表日)はいつですか?
 一定の据置期間経過後(試験日の1週間後~)、各商工会議所ごとに発表されます。発表の方法としては、各商工会議所内に掲示するのが原則ですが、商工会議所によってはホームページや郵送などで発表しているところもあります。

 ちなみに、管理人は受験した商工会議所のホームページで簿記1級の合格を確認しました。5人中2人合格していてびっくりした覚えがあります。

 上にも書きましたが、なお、受験地によって合格発表日が1か月以上違うことがあるので、試験の申し込みをするさいは受験会場だけでなく合格発表日も考慮して選ぶことをおすすめします(各商工会議所の合格発表日は問い合わせれば教えてくれます)。
試験の採点結果は教えてもらえますか?
 商工会議所によって通知方法は異なりますが、基本的には受験した商工会議所に行って採点結果を聞けばその場で教えてもらえます(受験した本人のみ)。受験票・身分証明書を忘れずに持って行きましょう。
試験で使用できる筆記用具は決まっていますか?
 筆記用具として試験時間中に机の上に置けるのは、①HBまたはBの黒鉛筆、②シャープペンシル、③消しゴムだけです。商工会議所が指定した上記以外のもの(ラインマーカーや色鉛筆、定規等)は使用できないのでご注意ください。

 また、試験中は飲食不可なので、ペットボトル等の飲み物やガムやチョコなども試験中は机の上に置くことはできません。
試験で使用できる電卓は決まっていますか?
 試験で使用できる電卓は、計算機能(四則演算)のみのものに限られており、印刷機能やメロディー機能、関数電卓などのプログラム機能、辞書機能などが付いている電卓を使うことはできません。

 なお、日数計算・時間計算・税計算・換算・検算機能は、上記の「プログラム機能」には該当しないので、問題なく使うことができます。

 どうしても不安な方は、試験前に受験する商工会議所に直接お問い合わせください。試験で使えるか・使えないかきちんと教えてもらえるはずです。

 簿記検定ナビが自信をもっておすすめする電卓や、電卓の選び方・使い方などは簿記電卓の選び方・使い方講座で詳しくご紹介しています。そちらもぜひ参考にしてください。
金額にカンマ(コンマ)を付けないと不正解になりますか?
 不正解にはなりません。付けても付けなくても同じように採点してもらえます。

 ただ、実務においてカンマを付けるのは当たり前のことですし、カンマを省略したからといって解答時間の短縮にはなりません。それどころか、見直しの時に見にくいだけです。

 このようにカンマを付けないデメリットはあったえもメリットはありませんので、金額には必ずカンマを付けましょう。
貸借対照表の「貸倒引当金」や「減価償却累計額」の金額の前に△マークを付ける必要はありますか?
 指示がないかぎり金額の前に△マークを付ける必要はありません。むしろ、指示がないのに付けた場合は、金額が合っていても不正解になります(※採点経験者談)。

 参考までに、直近数十回分の過去問を見るかぎりでは、貸借対照表の「貸倒引当金」や「減価償却累計額」の金額の前に△マークを付ける旨の指示が入っていたことは1度もありません。
試験では仕訳などの下書きを書くための用紙(下書き用紙)は配られますか?
 A4サイズの白紙が1枚配られます。表と裏を上手に使って下書きを書いてください。なお、下書き用紙に書くスペースが無くなってしまった場合は、問題用紙の余白を使ってください。

 間違って答案用紙の余白に書いてしまうと無効答案として即不合格になる可能性もあるので気をつけてください。
問題用紙・答案用紙・下書き用紙を持ち帰ることはできますか?
 答案用紙は必ず提出しなければいけないので持ち帰ることはできませんが、問題用紙と下書き用紙は自由に持ち帰ることができます。

 試験終了後に自己採点をしたい人は、問題を全て解き終えた後に余った時間を使って自分の解答をメモっておくことをおすすめします。
過去問はネット上で公開されていますか?
 日商簿記の過去問はネット上では公開されていません。過去問の著作権は主催団体である日本商工会議所にありますが、日本商工会議所はネット上での問題の公開を認めていないため、過去問を入手するためには市販の過去問題集を購入する必要があります。

 なお、1つ前の試験に関しては、問題・解答・解説を1冊の冊子にまとめたものを、業界大手のTACや大原が無料で郵送してくれます。こちらのサービスを賢く利用しましょう(管理人も毎回送ってもらっています)。
試験中にトイレにいくことはできますか?
 試験中にトイレに行く場合は「途中退室」扱いになります。よって、退出するまでに解答した部分が採点され、その結果で合否が判定されます。

 なお、障がいや持病等をお持ちの方は事前に申請することにより特別に対応してもらえる可能性があります。事前に受験予定の商工会議所にお問い合わせください。
試験を受ける際に身分証明書を持っていく必要はありますか?
 替え玉受験などの不正を防止するため、試験当日は受験者が本人であることが分かる身分証明書(原則として氏名・生年月日・顔写真のいずれも確認できるもの)が必要になります。

 身分証明書は、受験票や筆記用具などとともに絶対に忘れないようにしてください。なお、万が一忘れてしまった場合は、すぐに試験会場の試験官(または会場スタッフ)に相談してください。

 なお、公的な身分証明書を持っていない場合は個別に対応してもらえるので、受験する商工会議所に事前に相談してください。
試験で何点取れれば合格できますか?
 簿記3級・簿記2級は100点満点で70点以上とれば合格です。

 簿記1級は4科目(各科目25点で100点満点)の合計が70点以上で合格ですが、「足きり制度」といって、4科目のうち10点に満たない科目が1科目でもある場合は、仮に合計点が70点以上でも不合格となります。

 なお、日商簿記には全経簿記・全商簿記のような科目合格制度はないので、毎回「合格」か「不合格」のどちらかの判定が下されます。
試験の合格率はだいたいどれくらいですか?
 合格率の平均は、簿記3級は40%前後、簿記2級は30%前後、簿記1級は10%前後ですが、簿記3級と2級は試験回によってかなり差があります。

 例えば、第107回3級(13.7%)・第107回2級(5.7%)のように極端に低い時もあれば、第110回3級(58.3%)・第133回2級(47.6%)のように極端に高い時もあります。

 どちらも40ポイント以上の開きがありますが、この辺ははっきりいって「運」なのでどうしようもないです。

 各回の合格率に関しては出題範囲と合格率ページで級別に一覧表にまとめているので、興味のある方はご覧ください。
簿記の合格証書を失くしてしまいました。再発行してもらえますか?
 合格証書の再発行は無理ですが、代わりに合格証明書(A4大)を発行してもらえるので、まずは合格した商工会議所に直接問いあわせてください。

 なお、転勤や引越しなどで受験した地域から移ってしまっても、受験した商工会議所で合格の確認ができれば、最寄りの商工会議所で発行してもらうことも可能です。
試験の解答速報はどこで調べればよいですか?
 本試験終了後、TACや大原、ネットスクール等の公式サイトに解答速報がアップされます。アップされる時間はバラバラなので、予め確認しておくことをおすすめします。

 なお、日商簿記は採点箇所が公開されないので、各社の解答速報の配点予想はあくまでも予想であることに留意してください。

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