簿記3級 重要仕訳TOP100 固定資産税の納付(未払金を計上する方法)

仕訳問題

難度:高・・低

重要度:A・B

 建物と土地に対する固定資産税の第3期分 ¥ 180,000 を現金で納付した。なお、当社では固定資産税の納税通知書を受け取った時点で全額を未払金として処理している。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 普通預金 建物
減価償却累計額 土地 未払金 未払法人税等
法定福利費 減価償却費 租税公課 法人税等

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
未払金 180,000 現金 180,000

解説

 固定資産税の納付(未払金を計上する方法)に関する問題です。

 固定資産税は、建物や土地などの固定資産を1月1日時点で保有している人に課せられる税金です。

 その年の納税額が確定すると、課税主体(税金を徴収する側)である市町村などから、「固定資産税は●●●円です。4回に分けて納付してください。」という内容の納税通知書が送られてきます。

 簿記3級では固定資産税を納付した時の仕訳が問われますが、納税通知書を受け取った時の処理方法により納付した時の仕訳が異なるため注意が必要です。

  • 納税通知書を受け取った時の処理方法
    1. 受け取った時に何もしない方法
    2. 受け取った時に未払金を計上する方法

 本問は、問題文に「当社では固定資産税の納税通知書を受け取った時点で全額を未払金として処理している」とあるので、2.の「受け取った時に未払金を計上する方法」で処理すると判断します。

 納税通知書を受け取った時に4期分の租税公課を計上するとともに未払金の増加として処理し、納税時に未払金の減少として処理します。

 本問は、問題文に「固定資産税の第3期分 ¥ 180,000 を現金で納付した」とあるので、納付した分だけ未払金の減少として処理します。うっかり租税公課で処理しないように気をつけましょう。

参考:納付通知書を受け取った時の仕訳
(借)租税公課 720,000
 (貸)未払金 720,000
参考:第1期分を支払った時の仕訳
(借)未払金 180,000
 (貸)現金など 180,000
参考:第2期分を支払った時の仕訳
(借)未払金 180,000
 (貸)現金など 180,000
解答:第3期分を支払った時の仕訳
(借)未払金 180,000
 (貸)現金 180,000
参考:第4期分を支払った時の仕訳
(借)未払金 180,000
 (貸)現金など 180,000
管理人

「納税通知書を受け取った時に何もしない方法」による仕訳は、固定資産税の納付(未払金を計上しない方法)で出題しています。本問とあわせてご確認ください。

重要仕訳一覧

ページの先頭へ