第150回日商簿記検定3級・仕訳類題4(固定資産の修繕)

仕訳問題(類題)

重要度:★★☆ 難度:★☆☆

 建物の改良と修繕を行い、代金 ¥ 10,000,000 は月末に支払うことにした。代金のうち、建物の資産価値を高める支出(資本的支出)は ¥ 8,000,000 であり、建物の現状の機能を維持するための支出(収益的支出)は ¥ 2,000,000 である。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 普通預金 当座預金 建物
土地 買掛金 未払金 修繕費

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
建物
修繕費
8,000,000
2,000,000
未払金 10,000,000

解説

 固定資産の修繕に関する問題です。

 簿記3級の第1問で資本的支出・収益的支出が問われたのは今回が初めてですが、第145回の第4問(語句記入)や第149回の第4問(語群選択)などで何度か出題されている論点です。

  • 資本的支出:耐用年数を延長させたり、その価値を高めるような支出 → 固定資産の増加として処理
  • 収益的支出:定期修繕など固定資産の諸機能を維持するための支出 → 修繕費で費用処理

 本問の場合、資本的支出8,000,000円は建物の増加として処理し、収益的支出2,000,000円は修繕費で費用処理します。

 固定資産の修繕に関する問題は、第139回の問3でも出題されています。あわせてご確認ください。



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