第142回日商簿記検定3級・仕訳類題2(所得税の源泉徴収)

仕訳問題(類題)

重要度:★★★ 難度:★☆☆

 従業員への給料の支払いにあたり、給料総額 ¥ 500,000 のうち、所得税の源泉徴収分 ¥ 20,000 と、従業員が負担すべき社会保険料 ¥ 30,000 を差し引き、残額を当座預金口座より従業員の普通口座に振り込んだ。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 従業員立替金 未払金
所得税預り金 社会保険料預り金 給料 支払利息

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
給料 500,000 所得税預り金
社会保険料預り金
当座預金
20,000
30,000
450,000

解説

 所得税の源泉徴収に関する問題です。この問題は【預り金に関する仕訳】【残額の処理に関する仕訳】の2つに分けて考えると分かりやすいです。

預り金に関する仕訳

 まず「所得税の源泉徴収分 ¥ 20,000 と、従業員が負担すべき社会保険料 ¥ 30,000 を差し引き」ですが、これは所得税や社会保険料を給料から天引きしておいて、後で会社がまとめて納税・納付するものなので、天引き段階では「所得税預り金」「社会保険料預り金」勘定で処理します。

(借)給料 50,000
 (貸)所得税預り金 20,000
 (貸)社会保険料預り金 30,000

残額の処理に関する仕訳

 最後に残額の振り込みに関する仕訳ですが、これは簡単なので特に問題ないと思います。

(借)給料 450,000
 (貸)当座預金 450,000

 以上、①②の仕訳をまとめると解答の仕訳になります。

 所得税の源泉徴収に関する問題は、第100回の問3第101回の問3第102回の問4第106回の問5第109回の問2第117回の問4第121回の問2第128回の問4第131回の問4第140回の問4第143回の問5第145回の問5でも出題されているので、あわせてご確認ください。



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