第136回日商簿記検定2級・仕訳類題2(法人税等)

仕訳問題(類題)

重要度:★★★ 難度:★☆☆

 決算にあたり、当期の法人税 ¥ 1,500,000、住民税 ¥ 300,000、事業税 ¥ 420,000 を見積もった。なお、中間申告のさいに、前年度の納付税額の合計 ¥ 3,700,000 の半分を現金で納付していた。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 繰越利益剰余金 未収入金
未払金 支払手数料 受取手数料 前払利息
未払利息 未払法人税等 仮払法人税等 法人税等

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
法人税等 2,220,000 ※1 仮払法人税等
未払法人税等
1,850,000
370,000
※2
※3

※1 1,500,000円+300,000円+420,000円=2,220,000円

※2 3,700,000円÷2=1,850,000円

※3 2,220,000円-1,850,000円=370,000円(貸借差額)

解説

 法人税等に関する問題です。

 決算において法人税等を計上する仕訳は、以下の手順で機械的に処理することができます。必ずマスターしておきましょう。

  • 仕訳の考え方
    1. 当期に計上すべき法人税等の金額を計算し、借方に「法人税等」を計上する。
    2. 中間納付の有無を確認し、中間納付があれば貸方に「仮払法人税等」を計上する。
    3. 貸借差額を計算し、貸方に「未払法人税等」を計上する。

 なお、3.の貸借差額が貸方残になる場合(=借方の法人税等よりも貸方の仮払法人税等のほうが大きい場合)は、借方に未収還付法人税を計上します。頭の片隅に入れておきましょう。

  • 本問の場合
    1. 借方に「法人税等 2,220,000円」を計上する。
      • 当期の法人税等:1,500,000円+300,000円+420,000円=2,220,000円
    2. 貸方に「仮払法人税等 1,850,000円」を計上する。
      • 中間納付:3,700,000円÷2=1,850,000円
    3. 貸方に「未払法人税等 370,000円」を計上する。
      • 貸借差額:2,220,000円-1,850,000円=370,000円

 法人税等に関する問題は、第102回の問2第107回の問2第112回の問3第113回の問3第119回の問4第122回の問5第127回の問5第151回の問4でも出題されています。あわせてご確認ください。



ページの先頭へ