第135回日商簿記検定2級・仕訳類題2(社会保険料の納付)

仕訳問題(類題)

重要度:★★☆ 難度:★☆☆

 骨川物産株式会社は、社員に給料を支払うさいに控除していた住民税 ¥ 880,000 、源泉所得税 ¥ 980,000 および社会保険料 ¥ 280,000 と、会社負担の社会保険料 ¥ 280,000 をあわせて小切手を振り出して納付した。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
当座預金 売掛金 前払金 買掛金
従業員預り金 借入金 前受金 未払法人税等
受取利息 受取手数料 法定福利費 支払利息

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
従業員預り金
法定福利費
2,140,000
280,000
当座預金 2,420,000

解説

 社会保険料の納付に関する問題です。まず、問題文の「社員に給料を支払うさいに控除していた住民税 ¥ 880,000 、源泉所得税 ¥ 980,000 および社会保険料 ¥ 280,000 」という一文から、給料を支払うさいに従業員が負担すべき社会保険料2,140,000円を預かっていたことが分かります。

【参考】従業員に給料を支払ったときの仕訳
(借)給料 *****
 (貸)従業員預り金 2,140,000
 (貸)現金など *****

 上記の仕訳を踏まえて、今回問われている【社会保険料を納付したときの仕訳】を考えます。

 従業員から預かっていた2,140,000円については従業員預り金勘定を減額し、会社が負担すべき社会保険料280,000円については、法定福利費勘定で費用処理します。ちなみに法定福利費とは、福利厚生の一環として社員が納付すべき社会保険料のうち、会社負担分をいいます。

【解答】社会保険料を納付したときの仕訳
(借)従業員預り金 2,140,000
(借)法定福利費 280,000
 (貸)当座預金 2,420,000

 なお、問題によっては勘定科目が従業員預り金勘定ではなく社会保険料預り金勘定の場合もありますし、法定福利費勘定ではなく福利厚生費勘定の場合もあります。問題文に列挙されている勘定科目を使って仕訳をしてください。

 社会保険料の納付に関する問題は、第106回の問3第107回の問3第115回の問4でも出題されています。あわせてご確認ください。



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