第133回日商簿記検定3級・仕訳類題2(仕入取引・手形取引)

仕訳問題(類題)

 仕入先内山商店から商品 ¥ 500,000 を仕入れ、代金のうち ¥ 330,000 については上田商店振出し、当店受取りの約束手形を裏書譲渡し、残額については内山商店を名宛人とする約束手形を振り出して支払った。なお、引取運賃 ¥ 4,000 については現金で支払った。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 受取手形 売掛金
支払手形 当座借越 仕入 支払手数料

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
仕入 504,000 ※1 受取手形
支払手形
現金
330,000
170,000
4,000

※2

※1 500,000円+4,000円=504,000円

※2 500,000円-330,000円=170,000円

解説

 仕入取引に関する問題です。この問題は【裏書手形に関する仕訳】【約束手形に関する仕訳】【引取運賃に関する仕訳】に分けて考えると分かりやすいです。

裏書手形に関する仕訳

 問題文に「代金のうち ¥ 330,000 については上田商店振出し、当店受取りの約束手形を裏書譲渡」とあるので、当店が所有している受取手形を細川商店に譲渡する仕訳をきります(受取手形勘定を減額する)。

解答①
(借)仕入 330,000
 (貸)受取手形 330,000

約束手形に関する仕訳

 問題文に「残額については内山商店を名宛人とする約束手形を振り出して支払った」とあるので、残額の170,000円(=500,000円-330,000円)を支払手形勘定で処理します。

解答②
(借)仕入 170,000
 (貸)支払手形 170,000

引取運賃に関する仕訳

 引取運賃などの付随費用は、商品を仕入れるさいに不可避的に発生する費用なので、仕訳を切るさいは仕入勘定に含めて処理します。

購入代価(500,000円)+付随費用(4,000円)=商品の仕入原価(504,000円)

解答③
(借)仕入 4,000
 (貸)現金 4,000

 上記の①②③の仕訳をまとめると解答の仕訳になります。



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