第131回日商簿記検定2級・仕訳類題5(繰越利益剰余金の補填)

仕訳問題(類題)

重要度:★☆☆ 難度:★☆☆

 会社の累積赤字を補填するために、別途積立金 ¥ 100,000 を取り崩すことを株主総会で決定した。なお、株主総会直前における繰越利益剰余金の借方残高は ¥ 150,000 である。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 前払金 仮払金
未決算 前受金 仮受金 資本金
資本準備金 利益準備金 別途積立金 繰越利益剰余金

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
別途積立金 100,000 繰越利益剰余金 100,000

解説

 繰越利益剰余金とは、株主総会において利益処分(配当など)の対象となるもので、以前は未処分利益と呼ばれていたものです。この繰越利益剰余金は借方残(=マイナス)になっても補填が強制されているものではないので、借方残(=マイナス)のまま次期へ繰り越すことも可能です。

 本問も補填しきれなかった50,000円の借方残が次期に繰り越されていくことになります。なお、繰越利益剰余金勘定は借方残でも貸方残でも勘定科目名は変わらないので気をつけましょう。

 繰越利益剰余金の補填に関する問題は、第108回の問5でも出題されているのであわせてご確認ください。ほとんど同じ形で出題されています。



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