第131回日商簿記検定2級・仕訳類題2(荷為替手形)

仕訳問題(類題)

 商品の販売を委託するために商品(原価:¥ 100,000 、売価 ¥ 150,000 )を委託先に船便で発送するとともに、船荷証券を担保として取引銀行で ¥ 80,000 の荷為替を取り組み、割引料 ¥ 1,000 が差し引かれた手取金は当座預金とした。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 受取手形 未着品
積送品 試用品 前払金 前受金
仮受金 売上 仕入 手形売却損

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
積送品
当座預金
手形売却損
100,000
79,000
1,000
仕入
前受金
100,000
80,000

解説

 荷為替手形に関する問題です。本問は【仕入勘定から積送品勘定への振り替える仕訳】と【荷為替を取り組む仕訳】に分けて考えるといいと思います。

仕入勘定から積送品勘定への振り替える仕訳

 委託販売を行うために受託者に商品を発送した場合、手許にある商品と区別するために、発送した原価に相当する額を仕入勘定から積送品勘定に振り替えます。なお、本問では売価も与えられていますが、ダミーデータなので注意してください。

(借)積送品 100,000
 (貸)仕入 100,000

荷為替手形を取り組む仕訳

 委託した商品は、荷為替を取り組んだ時点ではまだ販売されていないので貸方に売上を計上することは出来ません。この場合は、商品代金の前受けとなるので、前受金勘定を使って処理します。

(借)当座預金 79,000
(借)手形売却損 1,000
 (貸)前受金 80,000

 荷為替手形に関する問題は、第110回の問3第115回の問2第117回の問5第118回の問3第122回の問2第133回の問1第134回の問2でも出題されています。



ページの先頭へ