第130回日商簿記検定3級・仕訳類題3(所得税の源泉徴収)

仕訳問題(類題)

重要度:★★★ 難度:★☆☆

 当月分の従業員給料総額 ¥ 5,000,000 から、社会保険料 ¥ 500,000 および所得税 ¥ 200,000 を控除した残額を現金で支払った。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 前払金 仮払金 未収入金
社会保険料預り金 所得税預り金 給料 租税公課

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
給料 5,000,000 社会保険料預り金
所得税預り金
現金
500,000
200,000
4,300,000

解説

 預り金および所得税の源泉徴収に関する問題です。この問題は【預り金に関する仕訳】【残額の処理に関する仕訳】の2つに分けて考えると分かりやすいです。

預り金に関する仕訳

 まず「社会保険料 ¥ 500,000 および所得税 ¥ 200,000 を控除」ですが、これは社会保険料や所得税を給料から天引きしておいて、後で会社がまとめて納付・納税するものですので、天引き段階では「社会保険料預り金」「所得税預り金」勘定で処理します。

(借)給料 700,000
 (貸)社会保険料預り金 500,000
 (貸)所得税預り金 200,000

残額の処理に関する仕訳

 最後に現金払いに関する仕訳ですが、これは簡単なので何も問題ないと思います。

(借)給料 4,300,000
 (貸)現金 4,300,000

 以上、①②の仕訳をまとめると解答の仕訳になります。

 所得税の源泉徴収に関する問題は、第100回の問3第101回の問3第102回の問4第106回の問5第109回の問2第117回の問4第121回の問2第128回の問4第131回の問4第140回の問4第142回の問2第143回の問5第145回の問5でも出題されています。

 なお、本問はパッと見では難しいように感じるかもしれませんが、問題文で列挙されている勘定科目から適当なものを引っ張ってくるだけの簡単な問題です。



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