第129回日商簿記検定3級・仕訳類題4(仮払金)

仕訳問題(類題)

重要度:★★☆ 難度:★☆☆

 従業員の出張にあたり、旅費の概算額 ¥ 50,000 を予め渡していたが、本日、出張から戻ってきたため旅費の精算を行い、残額 ¥ 10,000 を現金で受け取った。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 前払金 仮払金
未払金 仮受金 旅費交通費 支払手数料

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
旅費交通費
現金
40,000
10,000
※1 仮払金 50,000

※1 50,000円-10,000円=40,000円(貸借差額)

解説

 仮払金に関する問題です。

 解答にあたっては、まず仮払時の仕訳をイメージしましょう。

参考・仮払時の仕訳
(借)仮払金 50,000
 (貸)現金など 50,000

 上記の仕訳を踏まえたうえで、仮払金50,000円のうち10,000円は現金で戻ってきたので現金で処理し、残りの40,000円(=50,000円-10,000円)を旅費交通費で処理します。

解答仕訳
(借)現金 10,000
(借)旅費交通費 40,000
 (貸)仮払金 50,000

仮に旅費が80,000円だった場合は?

 旅費の実際発生額が仮払時の概算額よりも多かった場合、従業員が不足分を立て替えた形になります。

 よって、旅費が80,000円だっった場合は、不足分30,000円(=80,000円-50,000円)を従業員に支払って精算します。

参考・実際発生額>概算額の場合の仕訳
(借)旅費交通費 80,000
 (貸)仮払金 50,000
 (貸)現金 30,000

 仮払金に関する問題は、第100回の問4第110回の問3第115回の問5第119回の問4第124回の問4第146回の問5でも出題されています。あわせてご確認ください。



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