第128回日商簿記検定3級・仕訳類題1(手形の割引き)

仕訳問題(類題)

 前年度に商品を売り上げたさいの対価として受け取っていた得意先振出しの約束手形 ¥ 50,000 を銀行で割り引き、割引料 ¥ 1,000 を差し引いた手取金は当座預金とした。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金預金 受取手形 未収入金 支払手形
手形売却損 租税公課 支払手数料 支払利息

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
現金預金
手形売却損
49,000
1,000
受取手形 50,000

解説

 手形の割引きに関する問題です。

 手形は満期日に決済されますが、満期日前であっても銀行に手形を持参して一定の手数料(利息)を支払うことにより、手形を現金化することができます。

 手形の割引日から満期日までの利息相当分は、手形売却損で費用処理します。なお、利息の金額は問題文で与えられることが多いですが、第138回の問3第145回の問3のように自分で算定する必要がある場合は、問題の指示に従って日割計算(または月割計算)をしてください。

仮に「手形代金が100,000円、割引日から満期日までの期間が73日、割引率が5%」の場合

100,000円×5%×73日/365日=1,000円

 なお、本問は問題に列挙されている勘定科目に当座預金がないので、現金と預金の勘定をひとつにまとめた現金預金を使って処理します。当座預金を使ってしまった方は、勘定科目をチェックする作業を怠らないように気をつけてください。

 手形の割引きに関する問題は、第109回の問4第119回の問1第125回の問5第130回の問5第135回の問2第137回の問4第138回の問3第141回の問1第145回の問3でも出題されています。あわせてご確認ください。



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