第128回日商簿記検定2級・仕訳類題1(固定資産の取得)

仕訳問題(類題)

重要度:★★★ 難度:★☆☆

 藤堂製菓株式会社は、建設中であった営業用店舗が完成したため、店舗の引渡しを受け、工事代金の残額 ¥ 1,000,000 のうち ¥ 600,000 と登記料 ¥ 50,000 については現金で支払い、残りの ¥ 400,000 については翌月末に支払うこととした。なお、この店舗の工事に対しては、工事代金の一部としてすでに ¥ 2,000,000 を前払いしている。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 売掛金 前払金
仮払金 建物 建設仮勘定 買掛金
前受金 未払金 支払手数料 受取手数料

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
建物 3,050,000 現金
未払金
建設仮勘定
650,000
400,000
2,000,000

解説

 固定資産の取得に関する問題です。

 本問のように、建設中に建物代金の一部を支払った場合には、建設仮勘定を計上して支出額を記録しておき、建設完了・引渡時に建物に振り替えます。

 また、問題文に「登記料 ¥ 50,000 」とありますが、登記料や手数料などの付随費用は取得原価に含めて処理します。

購入代価3,000,000円+付随費用50,000円=取得原価3,050,000円

工事代金の一部を前払いしたときの仕訳
(借)建設仮勘定 2,000,000
 (貸)現金など 2,000,000
建設完了・引渡時の仕訳
(借)建物 3,050,000
 (貸)現金 650,000
 (貸)未払金 400,000
 (貸)建設仮勘定 2,000,000

 固定資産の取得に関する問題は、第101回の問3第118回の問5第120回の問5第125回の問4第131回の問3第139回の問1第139回の問5第141回の問2第145回の問1第147回の問1第150回の問2でも出題されているので、あわせてご確認ください。



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