第127回日商簿記検定2級・仕訳類題2(割賦販売)

仕訳問題(類題)

 マウンテン商店に商品(原価 ¥ 100,000 、売価 ¥ 500,000 )を毎月末均等額払いの10か月月賦の条件で売り渡した。なお、当社は割賦販売において販売基準を採用している。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 受取手形 売掛金
貯蔵品 備品 買掛金 割賦売上
支払手数料 租税公課 割賦販売契約 割賦仮売上

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
売掛金 500,000 割賦売上 500,000

解説

 特殊商品売買の割賦販売に関する問題です。

 割賦販売は、商品を売り渡した時に割賦売上を計上する「販売基準」と、割賦金を回収した時に割賦売上を計上する「回収基準」の2つがあります。

 本問は、問題文に「当社は割賦販売において販売基準を採用している」とあるので、商品を売り渡した時に割賦売上を計上します。なお、借方の勘定科目については割賦売掛金勘定が選択肢にないので、売掛金勘定で処理します。

【解答】商品売渡時
(借)売掛金 500,000
 (貸)割賦売上 500,000
【参考】割賦金回収時(1回目)
(借)現金など 50,000
 (貸)売掛金 50,000

回収基準により対照勘定を用いて処理する場合の仕訳

 回収基準により対照勘定を用いて処理する場合は、商品を売り渡した時には売価で備忘記録をしておいて、割賦金を回収した時に割賦売上を計上します。

【参考】商品売渡時
(借)割賦販売契約 500,000
 (貸)割賦仮売上 500,000
【参考】割賦金回収時(1回目)
(借)現金など 50,000
 (貸)割賦売上 50,000
(借)割賦仮売上 50,000
 (貸)割賦販売契約 50,000

 特殊商品売買の割賦販売に関する問題は、第103回の問2第138回の問3でも出題されています。



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