第126回日商簿記検定2級・仕訳類題3(受託販売)

仕訳問題(類題)

 本日、かねてより商品販売の委託を受けている今井商店が取り組んだ荷為替手形 ¥ 400,000 を取引銀行から呈示されたため、これを引き受け、貨物代表証券(今井商店の仕入原価:¥ 500,000 、売価:¥ 600,000 )を受け取った。なお、販売を委託された商品は、未だ到着していない。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 受取手形 売掛金
積送品 未着品 支払手形 買掛金
委託販売 受託販売 売上 仕入

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
受託販売 400,000 支払手形 400,000

解説

 特殊商品売買の受託販売に関する問題です。受託販売の問題は「受託商品売上時の仕訳」が問われる場合が多いですが、本問は「受託販売にともなう荷為替手形の引き受けの仕訳」が問われているので、まずその点に気づくことが出来たかどうかがポイントになります。

 問題文の「貨物代表証券(今井商店の仕入原価:¥ 500,000 、売価:¥ 600,000 )を受け取った。なお、販売を委託された商品は、未だ到着していない。」から、未着品勘定を使って仕訳を切ってしまった方もいらっしゃるかもしれません。

 しかし、今井商店から送られてくる商品はあくまでも今井商店のもので、受託者である当店はそれを預かっているだけにすぎません。本問において、当該部分の記述は完全なダミーデータになるので、仕訳を切るさいにはご注意ください。

 なお、受託販売に関しては、個別の取引をひとつひとつ押さえていくよりも、荷為替手形の処理も含めて一連の流れで理解するほうが分かりやすいと思います。

 受託販売に関する問題は、第100回の問2第101回の問2第105回の問3第112回の問4第113回の問1第114回の問5第118回の問2第124回の問2第125回の問5第128回の問4でも出題されています。



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