第124回日商簿記検定2級・仕訳問題3(消費税)

仕訳問題

 決算にさいして、消費税の納付額200,000円を計算し、これを確定した。なお、消費税の会計処理は税込方式によっている。

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勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金預金 受取手形 売掛金 売買目的有価証券
満期保有目的債券 受託販売 未収金 仮払消費税
車両 建物 支払手形 買掛金
未払金 修繕引当金 前受金 仮受消費税
未払消費税 車両減価償却累計額 仕入 減価償却費
修繕費 租税公課 社債利息 発送費
固定資産売却損 売上 有価証券利息 固定資産売却益

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解答・解説

借方科目 金額 貸方科目 金額
租税公課 200,000 未払消費税 200,000

 消費税に関する問題です。問題文に「消費税の会計処理は税込方式によっている」とありますので、期中において仮払消費税勘定・仮受消費税勘定を使わずに処理していたことが分かります。

【参考】期中において既に切られた仕訳
(借)現金など 12,600,000 (貸)売上 12,600,000
【参考】期中において既に切られた仕訳
(借)仕入 8,400,000 (貸)現金など 8,400,000

 税込方式を採用していた場合、消費税の納税額が確定した時点で租税公課勘定と未払消費税勘定を使って処理することになります。仮払消費税勘定・仮受消費税勘定は使わない点に注意してください。

解答
(借)租税公課 200,000 (貸)未払消費税 200,000
【参考】翌期以降に未払分を納付した際の仕訳
(借)未払消費税 200,000 (貸)現金など 200,000

では、せっかくですから税抜方式だった場合も押さえておきましょう。税抜方式の場合、期中において仮払消費税勘定・仮受消費税勘定を使って処理しておき、納付税額が確定した時点で仮払消費税勘定と仮受消費税勘定を相殺する仕訳を切ることになります。借方残の場合は貸方に未払消費税勘定を計上し、翌期以降に未払分を納付することになります。

【参考】期中において既に切られた仕訳
(借)現金など 12,600,000 (貸)売上
(貸)仮受消費税
12,000,000
600,000
【参考】期中において既に切られた仕訳
(借)仕入
(借)仮払消費税
8,000,000
400,000
(貸)現金など 8,400,000
【参考】消費税の納税額が確定した際の仕訳
(借)仮受消費税 600,000 (貸)仮払消費税
(貸)未払消費税
400,000
200,000
【参考】翌期以降に未払分を納付した際の仕訳
(借)未払消費税 200,000 (貸)現金など 200,000

 消費税に関する問題は、第104回の問3第110回の問2第117回の問3でも出題されていますので併せてご確認ください。なお、第104回・第110回・第124回は税込方式で、第117回は税抜方式で問われていますので、どちらかというと税込方式の方が重要ですが、対比して考えると理解がより深まりますので、必ず両方とも出来るようにしておいてください。



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